オフィシャルMAME 0.266がリリースされました。Testersの修正一覧にあるとおり、未完成だった Taito F3 の表示系が一気に完成しています。アルファチャンネル、クリッピング、オーバーレイその他もろもろ動作するようになっています。
MAME 0.266 が5月いっぱいに間に合いました。最初に気づいたかと思いますが、Taito F3 のビデオエミュレーションが再実装されて、長い間あったグラフィック系の問題が多く修正されています。また、YAMAHA 製シンセサイザーで使われているダイナミックレンジ圧縮が対に解析され、音のひずみが解消されました。サウンドについては、Game Boy Advance で鳴っていなかったチャンネルがエミュレートされています。
1980年代のNokia 製 8 ビットビジネスコンピュータ、MikroMikko 1 シリーズがサポートされました。また、PC のエミュレーションでは、S3 ViRGE ビデオアクセラレータのシンプル化と改良を受けています。MSX ホームコンピュータについては、数種類のカセットタイプが追加されました。
今回のリリースでは、ソフトウェアリストの項目追加とアーケードゲームの海賊版も多く追加されています。また、コードのクリーンアップや改良で、バグもたくさん修正されています。また、ビルド失敗を起こしていた clang 18 のリグレッション対策も追加しました。
いつものように、今回のリリースの内容は whatsnew.txt で確認できます。また、ダウンロードページからソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。