ここはMAMEなどの海外情報の訳を扱っています。
バグ情報は MAME Testers を日本語化したものです。
訳は全て非公式なものです。このページによるトラブルについて、筆者は一切責任を負いませんので予めご了承願います。
Fujix

MAME 0.265出た

オフィシャルMAME 0.265がリリースされました。Windowsで動くタッチパネルってモバイルモニタとかかしら。チャンスがあったら試したいけどなかなか手近なところにデバイスがないです。

スペシャルなリリース MAME 0.265 の時間です!4月の開発分野は多岐にわたります。MAME は Linux と Windows 8 以降でタッチスクリーンをサポートして、インタラクティブなアートワークの新しい可能性を開きます。適切なマルチタッチスクリーンを用意することで、オンスクリーン表示のピアノキーボードでコードを弾いたりできます。メニューから選択するマウス操作とタッチ操作がどのように異なるかは、ドキュメントを参照してください。また、Linux でタッチスクリーンを有効にするには enable_touch オプションをオンにする必要があります。

1970年代の IBM 製ポータブルコンピュータ、IBM 5100 と IBM 5110 がエミュレートされました。これらはヘヴィにマイクロコード化された16ビットアーキテクチャをベースとしたシステムで、System /3 ビジネスシステム (それぞれ、IBM Z と IBM iの先祖) のエミュレートにより BASIC ソフトウェアを、System/360 メインフレームのエミュレートにより APL ソフトウェアを動作させていました。IBM 5100 の登場以前は、APL は大型メインフレームコンピュータ専用で、BASIC のみでなく APL も動作可能な 25kg の自己完結システムは当時画期的なものでした。

エミュレートした ColecoVision に、仮想の Super Game Module を接続して、RAM の拡張やサウンド出力の改善ができるようになりました。活動的な ColecoVison ホームブリュー開発コミュニティによる多くのタイトルでは、Super Game Module が必要になってきます。その他、ColecoVison のソフトリストにも、ホームブリューソフトを大量に含む大幅な更新が行われています。これ以外の今月の更新は、バンダイ RX-78 ゲームカセット、GameKing III のタイトル2本、MSX2 のフロッピーいっぱい、Apple II のフロッピー最新吸い出しの追加などがあります。

もちろん、アーケードゲームのエミュレーションも頑張っておりまして、今回初めて、コナミの「ときめきメモリアルおしえてユアハート」がプレイ可能になっています。こうしんた人気デートシミュレーションシリーズのスピンオフ作品は、心拍数とガルバニック皮膚抵抗センサーを使って、ゲーム結果がプリントアウトされるものでした。ビスコ製の落ちものパズル「古今東西干支物語」の初期バージョンと思われるものが発見され吸い出されました。このバージョンはデータROMの内容がかなり少なく、プログラムも小さくなっています。今月吸い出されたお宝もう一本は、CES Galaxy Games StarPak 4 マルチゲームカートリッジの製品版です。

今月の改良点としてはこれら以外に、KIM-1 ホビーコンピュータ用のシリアルコンソールのサポート、CHD の CD-ROM イメージを吸い出すときに、トラックごとに1つのバイナリファイルを使うオプションの追加があります。今月の出来事はすべて whatsnew.txt で確認できます。また、ダウンロードページからソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

SC-55mkII 完成

各種音源チップを"Nuke"されている nukeykt さんによりSC-55mkII 音源の PCM チップエミュレーションが完成されたもようです。チップ腑分けからここまで持ってくる驚異の開発力。

MAME 0.264出た

オフィシャルMAME 0.264がリリースされました。ここでオフィシャルと書いているのは、かつて非公式ビルドがたくさんあった頃の名残ですね。

MAME 0.264 が準備整いました。エミュレーションの改善点の前に、今回はあなたにも関係するかもしれないデバッガの変更点があります。デバッガの printf と logerror コマンドが、エミュレートメモリからの NUL 終端文字列、小文字桁数を含む16進の数値、左揃えのフィールドなど、フォーマットの変換とオプションのサポートが増えました。これにより、デバッガスクリプトの一部で動作が変わる可能性があります。また、これ以外の一般的な変更点として、カセットテープのイメージに圧縮 FLAC フォーマットをサポートしたため、ディスクスペースをセーブできるようになりました。

新しく開発貢献をしてくれた Enzo Lmbardi さんにより、「Dribbling」のサウンドがエミュレートされました。この、クラシックなツインスティックでトップダウンなフットボールゲームは、かつてイタリアのゲームセンターではどこでも見られたものです。効果音がよりリアルな体験を加速します。比較的最近 MAME に参加したもう一人の開発者 Robin Sergeant さんは、Research Machines RM-380Z ファミリーのステート改善のため、多くの作業を行いました。このリリースではサウンドと 8 インチディスクドライブなどが追加されています。

Entertainment Enterprises 製の激レアゲーム「Vimpire」がついに吸い出しとエミュレートされました。80年代アーケードには珍しく、良ゲーとしては知られていませんでした。成功作を思い出すよりも、失敗作を忘れることが多いのはある意味面白いことです。

もしあなたがチャレンジャーなら、X11 アプリを実行するモダン Linux システムのグラフィックターミナルに、 新規エミュレートされた Visual Technology XDS-19P を使ってみましょう。これには、BootP と TFTP サーバの設定に加え、接続可能にホストシステムのセットアップも必要です。もし試すなら、覚悟が必要です。

トミーのプラレール、トミカのテレビゲームの操作系、オーディオ CD の再生の修正、EC シリーズの日本のEカラカセット残り吸い出し、などなど他にもいろいろな内容となっています。変更内容の全容は whatsnew.txt ファイルをチェック、また、ダウンロードページでソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

MAME 0.263出た

オフィシャルMAME 0.263がリリースされています。UIのキー変更は地味にアレかも。デフォルトのポーズキーが P から F5 に、シングルステップが SHIFT+F5 に、ステート保存が F6、ステートロードが F7 です。気づいたらキー割り当て解除も、項目にフォーカスして Delete キーになってました。

MAME 0.263の準備はできてます?今回のリリースでは、皆さんに影響があるような大きな変更がいくつかあります。まずは、デフォルトのUI操作の割り当ての変更で、一時停止、ステートセーブ・ロードなども含まれます。これにより、コンピュータをエミュレートしている人たちがより生きやすい世界になればいいなと思います。アップデートした後は、UIの割り当てをご確認の上、必要に応じて変更を行ってください。

今月は、大昔からあったバグが修正されています。巨大ハードディスクイメージ(数十ギガ)の問題の解消や、これまでchdmanが無効なオプション指定時に、無効なファイルを出力せず、その旨を報告するようになっています。他には、マルチコアのARMシステムで、ディスクリートサウンド回路シミュレーションを使用するシステムをエミュレートする際のクラッシュやハングなどが直っています。

最近行われたK052591チップのリバースエンジニアリングにより、「ヘクシオン」「S.P.Y」「サンダークロス」のプロテクトシミュレーションが改善されました。他に、旧ユーゴスラビア製のコンピュータ数種類、Tiger氏LCDゲーム2本、チェスコンピュータが追加されています。未発売なDeluxe Color ComputerのROMが吸い出され、エミュレーションが完成しています。さらに、Apple IIのソフトウェアリストが大幅更新もされています。

いつものように whatsnew.txt ファイルで今リリースの変更内容を全て確認できます。また、ダウンロードページでソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

MAME 0.262出た

オフィシャルMAME 0.262が出ました。2ヶ月分なのでボリューム多めかな。

2ヶ月ぶりで、MAME 0.262 のリリースです。今回も色々な面でエキサイティングな内容になってます。まず、MAME コアによる、コンパクトカセットメディアイメージの FLAC 圧縮、ZIP アーカイブと CHDディスクイメージの Zstandard 圧縮をサポートしました。互換性を最大にするため、chdman はデフォルトで Zstandard 圧縮を使用しないようになっているため、ディスクイメージの作成や変換時に使用したい場合は有効にする必要があります。また、unidasm ではオフセットを 16 進数または 8 進数で指定できるようになっています。

Rick Dyer氏がデザインした3本のレーザーディスクゲームが動作可能です: 日本語版「タイムトラベラー」、コンソールからアーケードへの移植版「Thayer's Quest」、そして「Don Bluth's Drangon's Lair」です。ディスクの劣化やプレス不良を解消しドロップアウトをすべて取り除くため、複数の LD キャプチャを組み合わせていくのをみるのは大変エキサイティングですね。

前リリースに続き、MAME ではセガのキッズコンピュータ・ピコと同じ技術をもとにした「テレビとお茶犬」システムをサポートしました。これは、お子様向けにデザインされた遥かにシンプルなシステムで、バーコードカードを使ってミニゲームを起動するものです。またセガからは、AI コンピュータのサポートが追加され始めました。えーと、AI といっても今流行りの人工知能とは関係なく、ペンタブレットが特徴のカートリッジとコンパクトカセットメディアを使用する、1986年のほとんど無名のシステムとなります。

カシオのフェイズディストーションシンセサイザがさらに2種類追加されています: CZ-230S キーボードとレアな SZ-1 シーケンサです。CZ-2230S にはサウンド編集機能はありませんが、プログラマブルドラムマシン(PCMサンプル使用)とシーケンサが追加されています。また、シンセサイザのエミュレーションでは、MAME の Wave Blaster ホストドライバで、カシオ、サムスン、ヤマハの複数のシンセサイザーモジュールをサポートしました。他の音楽関係のニュースでは、加藤製作所の非常に無名なリズムゲーム「三味線ブラザーズ」のオリジナルバージョンが、完全に吸い出されてエミュレートされています。

タイトー「奇々怪界」のマイコンプログラムが最近吸い出されています。これにはかなりのゲームロジックが含まれており、これまで MAME で使ってきたシミュレーションコードを引退させ、正確なエミュレーションを保証できるようになりました。富士通 MB8841 エミュレーションの改良により、サン電子製「アラビアン」に長くあった問題が修正されています。さらに、HT1130 マイコンがサポートされ、安価なハンドヘルド"ブロックゲーム"がエミュレートできるようになりました。ただしサウンドはいまのところありません。

今回はチェスコンピュータエミュレーションのビッグリリースとなっています。Hegener + Glaser、Novag、Saitekなど、みなさんお好みなブランドのチェスコンピュータが新たにサポートされ、既存サポートシステムのバージョンも増えています。また、SaitekとTryomのバックギャモンコンピュータもいくつか追加されました。

最後に、Mattel Aquarius のアラビア語バージョン、Apple II ファミリーの 8 インチフロッピードライブコントローラ、Aristocrat Leisure 製ギャンブルシステムが多数動作するようになり、ソフトウェアリストもかなり更新されたうえ、コードがかなり近代化されました。 whatsnew.txt ファイルで2ヶ月分の開発内容をすべて読むことができます。また、ダウンロードページでソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージをゲットできます。

MAME 0.261出た

オフィシャルMAME 0.261が出ています。リリースのお言葉は次の通り。いろいろあって遅れました。

2023年最後のリリースはMAME 0.261となります。超良いリリースで今年を締めくくることができました。今回は100件以上のプルリクがマージさえています。いつものメンバーの他に初参加の方からも頂いています。先月に引き続き、カシオ Phase Distortion シンセサイザーが2台追加されています。ハイエンドのキーボード CZ-1 と未リリースモジュール MZ-1です。ヤマハ MU50 XGトーンジェネレータモジュールも、今回のリリースでかなり改善されています。

描画機能を搭載したコンソール機2種類、1987年発売で LJN の VideoArt、2005年発売でセガの「アドバンスピコ・ビーナ」が動作可能です。どちらも子供用知育ゲーム機という位置づけで、描画機能を搭載してはいますが、まったく異なるものです。VideoArt は、操作性の悪さとつまらなさから、人気の Etch-a-Sketch toy と比較で酷評されました。一方で、ビーナは ROM カセットと絵本を組み合わせたメディアを使用し、デュアルペンデジタイザを搭載した高品質なデバイスでした。本機の ARM CPU は MAME でエミュレートするにはかなり負荷が高く、フルスピードで動かすには高速な PC が必要です。現在の絵本のスキャンが不完全なことは把握していますが、一部未エミュレートな周辺機器以外はかなり動作するようになっています。

全く別の話題では、タイトー製のギャンブルゲームやメダルゲームの一部が動作し始めました。これらのゲームの目的はお金を巻き上げることで、ゲーム的な価値は低いかもしれませんが、それでも面白いものです。一部はタイトーの人気フランチャイズのキャラクターが登場するものもあります。ギャンブルゲームといえば、BMC 製の中華麻雀ゲームが吸い出されています。

AVR8 CPU 搭載システムの動作が最大 50% 高速化しました。これは、Uzebox コンソール、Linus Åkesson デモ、自作セガマスターシステムパドルコントローラなどです。ジャレコメガシステム1ゲームで一部のプロテクトに使用されたマイコンの吸い出し方法が最近開発され、「64番街」「ビッグストライカー」のプロテクトシミュレーションコードが廃止されています。また、他のジャレコ製ゲームで使用されているゲートアレイプロテクトの理解も深まりました。さらに、「Super A'Can」の内部でメインCPUの内蔵 ROM を正確に実装し、ブートプロセスがより正確になっています。

アーケードゲームの韓国語版吸い出し、スペイン製海賊版、Mac Quadra/LC 630 ファミリの PDS カードサポート、Heathkit Terminal Logic Board のバリエーション追加、ソフトウェアリストの新規アイテム追加など、このリリースにはここで紹介しきれないほどたくさんのものが含まれています。すべての情報は whatsnew.txt ファイルで、ダウンロードページでソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージをゲットしましょう。

MAME 0.260出た

オフィシャルMAME 0.260が出てました。リリースハイライトは次の通りです。

10月は待望の更新が来たことで、MAME 0.260 がとてもエキサイティングなリリースとなっています。まずは、MAME 自体の全体的なアップデートです。何度かの失敗を経て、Linux 上の Wayland による bgfx ビデオ出力をサポートしました。
またユーザーからのリクエストにもあった、ソフトウェア項目で CHD ファイルの差分をクローンシステムとして使うようになっています。これにより、複数バージョンのシステムやソフトウェアアイテムで、大幅なディスクスペースの節約が可能となります。さらには、PortAudio の更新版も含まれました。

今月は Casio 製のシステムが二種類動作可能に昇格しています。ひとつは、CZ-101 コンパクトキーボードシンセサイザーで、Casio による Yamaha の DX シリーズの特許回避策である Phase Distortion Synthesis を使っています。パッチのロードのため、MAME がエミュレートされた MIDI 入力ポートに対して、SysEx ファイルをフィードできるようになっています。もう一つのシステムは日本だけで主に女子向けにマーケティングされた「ルーピー」です。サウンド出力、ステッカー印刷、フレームグラバーアクセサリはまだ未エミュレートですが、全11本のソフトタイトルをすべて試すことができます。

さらには、韓国製アーケードゲームも追加されています。F2 システム製のソリティアカードゲームで専用コントロールパネルを使用するもので、かなりアレなプリレンダリング 3D アニメーションが特徴です。また、Merit 製のゲームも追加されています。これらの他には、Mac の NuBus や PDS カードのエミュレーション、Acorn Electron 用 Cumana DFS ディスクイメージ追加、MSX Flash カセットのサポートなどもあります。

ハイライトはこれくらいですが、もちろんまだまだ新しいことがあります。今月の更新は whatsnew.txt ファイルで確認しましょう。ソースコードとWindows用の64ビットバイナリパッケージはダウンロードページからゲットできます。

MAME 0.259出た

オフィシャルMAME 0.259がでました。取り急ぎ版のリリースノートです。

MAME 0.259 のリリースが9月末に間に合いました。いつもながら、エキサイティングな内容が満載です。Namco System 12 ゲームで CDXA ボードや CD-ROM ストレージを使ったタイトル、「トラック狂走曲」と面白いけどコケた「ウンジャマ・ラミーNOW!」のサポートを待ってた方に朗報です。これらのサポート作業で、SH-2 CPU の異なるオンボード機器との組み合わせたシステムのサポートがしやすくなりました。さらに今月は Konami LCD ゲーム、Bandai 製 2 人プレイテーブルトップ U-Boat ゲーム、dgPix ハードのアーケードゲーム 3 本が追加されています。

これらとは全く別の方面では、MAME での VME ベースシステムが大幅にオーバーホールされました。バックプレーン、及びカードのシステムがより正確に再現されています。カードについていえば、ZXBUS ストレージインタフェースカードが拡張 ZX Spectrum 派生版に適切なスロットとしてエミュレートされました。その他のカード関係のネタとして、PC のビデオカードの作業が継続中で、Mega Touch XL 6000 のグラフィックの修正が行われています。さらに、こんな話をしている間に X68000 の不具合も修正されてきました。

Macintosh Quadra システムで、ビルトインイーサネットの実装が始まっています。MC68040 ベース Mac のオンボードビデオエミュレーション系バグも修正されました。さらに Apple の話題では、Apple III の動作速度が以前より現実的になっています。また、PowerMac ファミリーの第一世代でも進展が見られています。

MAME でハードセクターフロッピーフォーマットをサポートしました。これは巨大な 8 インチドライブの時代のことで、TD0 フォーマットのディスクイメージ処理にあった問題が修正されています。さらに、フロッピー関連では、Commodore 64 のカセットポートに取り付けられた、評判の悪い TIB Disc Drive DD-001 がエミュレートされました。最後に、CPS-2 ゲーム好きの方は、開発システムにあったと見られるデバッグ用の DIP スイッチを触れるようになっています。

もちろん、今回のリリースであったことはまだまだたくさんあるので、whatsnew.txt ファイルで確認しましょう。ソースコードと64ビット Windows バイナリはダウンロードページから入手できます。

MAME 0.258出た

オフィシャルMAME258がでております。リリースのご案内は以下のとおりです。今回はちょっと薄め。

イェス、MAME 0.258 のリリースですよ!今月も Apple の更新が続いています。68040 CPU 搭載の低コスト Macintosh シリーズがサポートされ、サウンド再生の問題も修正されています。初期の Macintosh でも フロッピーディスクソフトリストが2本追加、初期の CD-ROM ドライブサポートの改善で、Apple II や Macintosh 用のマルチメディアソフトが動作可能になっています。さらに、Apple III の修正もされています。

他のコンピュータでは、シリコングラフィックスのワークステーションの作業は継続中で、Personal IRIS 4D ファミリーが動作可能になっています。ZX Spectrum ファミリーが、Scorpion, Ltd. の強化版クローンによりさらに充実し、様々な PC ビデオ、サウンドカードで作業が続いており、これらの高度な機能を使用するソフトウェアが動作可能になっています。
今月は、Sound Blaster ISA カードを使用したときのサンプル再生が改善されたことに気づくかもしれません。さらに、以前はサウンド再生時に固まっていたソフトも動作するようになったものがあります。

Namco System 12 のクイズゲーム2本「ダービークイズ マイドリームホース」「開運クイズ・幸福の旅人」が動作可能になっています。また、サウンドハードが異なる「影の伝説」、「ドギューン」のロケーションテスト版、「魔界村」の既存バージョンの中間版が追加されています。また、プレイ自体はあまりできませんが、サターンベースハードのキッズライド「わんぱくサファリ」も追加されました。

いつものように、この1ヶ月で起きたことはこれだけではありません。whatsnew.txt ファイルで内容をチェックして、ダウンロードページからソースコードと 64 ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

MAME 0.257出た

オフィシャルMAME257がリリースされています。リリースのご案内は以下のとおりです。

月末が来たらそれは MAME 0.257 のリリースですね。まず最初に、今月は特にソフトウェアリストの大型更新がいくつかきています。ZX Spectrum とテープ、そして MSX のカセット追加が大量です。さらに、Infocom、MECC、Stickybear、Timeout などのタイトルを含むオリジナルの Apple II フロッピーも吸い出されているので、これらを試すなら、エミュレートドライバを正しく設定しているか確認しましょう。Apple といえば、68040 CPU を搭載した Macintosh がついに MAME で動作可能ステータスになり始めました。1990 年代初頭の Quadra、Centris、LC モデルの追体験の準備にかかりましょう。

長年の謎ゲームといえばカプコンの「必殺!無頼拳 / Avengers」。このゲームではロジックのかなりの部分がメイン CPU で動作していないことがわかっていましたが、どのような実装なのか長年謎でした。そしてついに、カプコンのアレな人たちが回路基板上のサウンドモジュールの裏側に8751 マイコンを実装していたことが判明したのです。Phil Bennett 氏が去年それを見つけるまで、そんなところに隠されていることに気づきませんでした。その後、マイコンを調達し、Caps0ff 氏によって内部プログラムが取り出されたのです。残念ながら、データは少し破損していましたが、パッチを適用して MAME で動作しています。このおかげで、昔のシミュレーションコードを削除し、ゲームのオリジナルロジックをより正確に再現できるようになりました。

今年のアップデートを追いかけている人ならば、16ビットの Psion ハンドヘルドコンピュータ関係の動きに気づいているかもしれません。今回、かなりのタイトルが動作可能に昇格していて、Series 3 クラムシェル PDA や、Workabout データエントリターミナルなども含まれています。もちろん、Psion Solid State Disk メディアのソフトウェアリストもあるのでぜひお試しを。同じ世界の片隅からは、Bellfruit 製の "Black Box"電気機械式ギャンブルマシンプラットフォームが追加されています。ゲームは動作不能ステートですが、シャツを失う心配をせずに、リールを回すことができます。
今回のリリースには、タイトーの「Change Lanes」のオーバーホールや、Linux での Qt 6 ビルドサポートなど多くのネタが満載です。変更内容はすべて whatsnew.txt ファイルで確認できます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリパッケージは、ダウンロードページから入手しましょう。

MAME 0.256出た

公式MAME256がリリースされました。リリース文は以下の通り。

そう、もう一年の真ん中 MAME 0.256 のリリース時期なんです。今月も、とてもレアでエキサイティングがアレがいっぱいです。先月追加されたラリーのレースゲーム「Top Driving」は覚えてますでしょうか?今月は、「Motal Race」という初期版のさらにレアな同じコードベースのタイトルが見つかり、吸い出されました。Gamete 製のレアなカセット「Mighty Boxer」も発見されて吸い出し完了しています。これにより、過去にリリースされた Gamete 製ゲームはすべてカバーされました。「太鼓の達人RT 日本の心」が吸い出され、Namco System 10 コレクションがより完成に近づいてます。人気シリーズの番外編となる本作は、病院や老人施設などにデザインされていて、コインは使用せず、簡単な曲が特徴です。「ターボサブ」のプロトタイプ 4 バージョンも吸い出されて追加されました。

コンピュータでは、特に MSX と ZX Spectrum 用のソフトリストが大幅に追加されました。さらに、Heathkit H89 は十分に動作するようになり動作可能マークになってます。また、エミュレートされた Apple II コンピュータに ROM カードを追加できるようになったり、TRS Color Computer ファミリで FLEX が動作可能となりました。

さらには、Taito F3 の表示不具合修正や、Sharp X68000 のレイヤーミキシング改善など多くのエミュレーションの改良もあります。舞台裏では、MOS 6502 と Hitachi H8 CPU ファミリのウェイトステートサポートの作業が行われたり、コードの効率化を行うための変更もされています。

いつものように、今月の変更内容はすべて whatsnew.txt ファイルで確認できます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリパッケージは、ダウンロードページから入手しましょう。

MAME 0.255出た

MAME 255 のリリースです。今回は約20年ぶりのシリコンバレーからお送りしています。サンタクララにいるので誰か遊んで。

待望の MAME0.255 のリリースです!4月のブレイクスルーに続き、ナムコシステム10で MP3 オーディオがサポート、「ゴルゴ13 銃声の鎮魂歌」「青春クイズ カラフルハイスクール」「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」が完全にプレイ可能です。また、「ガンバリィーナ / Point Blank 3」が動作可能となり、「銃武者羅」を正しく吸い出しました。リズムゲームがお好きな方は、「ポップンミュージック」の半数以上のタイトルが動作可能になっています。今月は、コナミの「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」2本、Tronica製の「Super Goal Keeper」、トミー製のスポーツテーマゲーム2本など、たくさんの液晶LEDゲームが追加されました。

モトローラ 88000 CPU アーキテクチャをご存知でしょうか?知らなくても不思議ではなく、ライバルであるMIPS、SPARC、POWERのように市場進出を果たすことはなかったのです。しかしこれにより、88100 CPUを搭載した2種類のオムロン製ワークステーション、Luna 88KとLuna 88K²が動作可能になりました。まじクールです。このリリースでは、1990年代前半に発売されたPsion HC 100シリーズのハンドヘルドコンピュータもサポートしています。これらのデバイスは、ポータブルなデータ収集端末としてニッチな存在となりました。ZX Spectrum の末裔である Sprinter Sp2000もサポートが始まり改良が続いています。

もちろん、ソフトウェアリストの追加、バグ修正、一般的なエミュレーションの改善など、他の変更ももりだくさんです。今月の開発冒険ログについては、whatsnew.txt ファイルですべて読むことができます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリパッケージは、ダウンロードページから入手しましょう。

MAME 0.254出た

定期リリース公式 MAME 0.254 がリリースされました。期待が高まる今回のトピックは以下の通り。
【更新】What’s New日本語訳はこちら

ここ最近の記憶の中では一番期待度MAXなリリース、MAME 0.254です!そうです、ついに来ました。まず最初は、ナムコシステム10の大量エミュレートから。エミュレーション、暗号解読、フラッシュメモリチップの吸い出し方法確立など、世界の猛者によるリアルチームワークで実現ししています。ナムコの「ミスタードリラー2」「ミスタードリラーG」、そしてスピンオフの「スタートリゴン」をエンジョイできます。システム10には、ミッチェル社最後のアーケードタイトル「銃武者羅」と「このeたこ」、メトロ製のミニゲーム集「GAHAHA一発堂」が2本、2in1の麻雀牌パズルゲーム「撃牌砦 / 雀スペース」、その他の動作可能なナムコゲームは「ことばのパズル もじぴったん」「パニクルパネクル」「宇宙大作戦チョコベーダー コンタクティー」が収録されています。

動作不可に設定されているシステム10のタイトルでも、すでに多くはプレイ可能です。「太鼓の達人2、4、6」は動作はしますが、MAME の PlayStation エミュレーションのタイミング精度が確定していないことから、リズムゲーム系は今のところ不完全としています。光線銃ゲーム「ゴルゴ13 -銃声のレクイエム」はプレイ可能ですが、現時点ではサウンドとボイスが鳴っていません。次に、近い関係にある WIDEISM SP-02 プラットフォームのコインプッシャーが動作するようになっています。いろいろなアニメーションを起こすことができますが、ゲームプレイ自体はありません。

もちろん、アップデートされたのはナムコシステム10だけではありません。GEW7 CPUベースのヤマハキーボードが10台近く動作しています。これらのサウンド合成機能がセガのアーケードゲームに使われているMultiPCMチップと密接な関係があるのは、かなり興味がそそられます。他には、SNK初期の「マイコンキット」シリーズのゲームが1本吸い出されてエミュレートされました。ブラザー製ワープロ2台、Liberty Electronics製のシリアルターミナル2台がさらに動作しています。

ケイブCV1000のゲームで、ブリッタパフォーマンスがよりリアルに改良されています。これは、アーケード体験を再現するための微調整が不要になったことを意味しています。さらには、ナムコのシステム23で使用されているR4650 CPUのメモリ管理ユニットをエミュレートすることで、「タイムクライシス2」のクラッシュが解決、SGIワークステーションエミュレーションの修正でIRIXが再び動作可能、PCエンジンとバーチャルボーイゲームに影響するいくつかのバグ修正、コナミのクラシックなアーケードゲームにおける特定のサウンドエフェクトの問題修正などがされています。

こちらのコーナーはこれくらいにしておいて、今月のリリースに含まれる完全な変更内容は whatsnew.txt を参照してください。.ソースコードとWindows用 64 ビットパッケージはダウンロードページからゲットできます。

MAME 0.253出た

今回は1ヶ月で0.253がリリースされました。What’s New日本語訳はこちら。確かにハイパーネオジオ64がかなり完成されてきています。

MAME 0.253のリリースがやってきましたが、エキサイティングなアップデート内容の前に、MAME のコンパイルやパッケージングに関わる事柄があります。まず、libc++ 6 のサポートが終了しました。まだ、clang 6 でコンパイルすることはできますが、C++ 標準ライブラリには libc++7 以降、または GNU libstdc++7 以降を使用してください。次に、MAMEの正常動作には、C++ としてコンパイルされた Lua が必要になりました。これは、Linux ディストリビューションのパッケージリポジトリにある Lua ライブラリが C としてコンパイルされているため、その使わないようにするものです(この変更の技術的な理由は、C++ コードから Lua エラーが発生したとき、デストラクタ呼び出しを含め、C++ のスタックフレームを正しく巻き戻すことが MAME に求められるためです。C言語としてコンパイルされたLuaを使用すると、リソースリークが発生します)。

Lua 5.4 にアップデートすることでガベージコレクタが一新され、パフォーマンスが向上しました。スクリプトやプラグインを書く人への影響は最小限に抑えることができるたはずです。目に見える大きな変更点としては、unpack が table.unpack に変わり、非推奨の bitlib が削除されたことが挙げられます。Lua の話をしているついでに、新しい MAME Goodies リポジトリにも注目してください。ここには、MAME 用コンテンツを追加していきます。今のところ、2つのプラグインがあり、1つはコナミのアーケードリズムゲームのファンにきっと役に立つはずです。また、MAME の Lua スクリプト機能を使ってできることを知りたい人用のサンプルコードとしての役割もあります。

長い間噂されていたマイクロコードベースの Motorola 68000 CPU コアがついに追加されています。このコアはすでに結果を出しており、以前は手の届かなかったAtari ST のデモが数多動作するようになっています。集中テストをすでに行っていますが、おそらくまだリグレッションが潜んでいることでしょう。もし、あなたのお気に入りの 68k ベースのゲームの調子が悪そうでしたら、ぜひお知らせください。

今月のエミュレートされたシステムで興味深いものとしては、無防備な女子を捕食する狼を狙撃するという1983年のアーケードゲーム「赤ずきん」があります。また、データイーストの「デスブレイド / Mutant Fighter」の初期バージョンで、「Heroes」という普通なタイトルのゲームもあります。さらに、バンダイの「レースタイム」、Tigerの「Punch Your Light Out」、Tryomのバックギャモンとチェス3種類など、動作可能な電子玩具も追加されました。より本格的な感じならば、ブラザーのワープロ専用機 LW-30 と LW-840ic のサポートや、ソニー NWS-3410 UNIX ワークステーションも動いています(ただし、フレームバッファがないので、シリアルターミナルを使う必要があります)。皮肉な名前の Vector 4 S-100 バスコンピュータも動作可能です(Vector Graphics 社はベクターグラフィックス機能を持つシステムを販売したことがない)。

先月のリリースに続き、Hyper Neo Geo 64 のゲームはこれまで以上に表示関係が改善されています。テクスチャリングとタイルマップで多くの問題が解決されました。Taito F3 のビデオエミュレーションでも一部エフェクトが修正され、特に「ランドメーカー」では顕著です。また、Apple IIgs のループやリトリガーサンプルに関する問題が修正、PCエンジン CD オーディオ再生の問題修正で、一部のゲームがクラッシュせずプレイできるようになりました。また、オーディオチップのクロック周波数を修正することで、「スノーブラザーズ2」や「のぼらんか」などのシステムで音程を修正しました。

いつものように、ここで話したものよりもはるかに超えるものがありますが、whatsnew.txt ファイルですべてを読むことができます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリパッケージは、ダウンロードページから入手できます。

MAME 0.252出た

ひと月休みで今年最初の MAME がリリースされました。 68000 CPUの大幅更新などはまだ入ってません。What's New日本語訳はこちらから

約2ヶ月ぶりですが、2023年初のリリースとなる MAME 0.252 の準備ができました!お約束通りの大きなアップデートが複数りましたが、その一部は MAME の設定調整が必要になるかもしれません。特に MAME が入出力(ビデオ、サウンド、コントローラなど)を処理するモジュールで、多くのバグとリソースリークが修正されクリーンアップされています。

まず最初に、BGFX ビデオモジュールの全面的な見直しがされています。アートワークのレンダリングに影響がある多くの問題が修正、フルスクリーンモード切り替えでのクラッシュも解消しています。また、エミュレートされた各システムの CFG ファイルにBGFX ビデオ設定を保存するようになりました。

ゲームコントローラの処理もオーバーホールされましたが、デメリットとして、MAME の入力関係を再設定する必要があるかもしれません。一方で、サポートするコントローラが大幅に増加して、デフォルト入力の割り当てを改善したことで、調整なしですぐに使えるようになっています。

  • Windows ユーザでは、ギター、DJ Hero のターンテーブル、Rock Band キーボードなど、XInput 製コントローラが完全にサポートされました。
  • ラブリーな macOS や Linux など、SDLビルドを使用しているユーザでは、SDL ゲームコントローラ API を使用した新型のジョイスティック入力モジュールができました。これは一般的なゲームパッドの割り当てを統一して行い、デフォルトが合わないときは独自ボタンや軸の割り当てスキームを提供することができます。旧来の動作が必要なときは、mame.ini ファイルで joystickprovider の設定を sdljoy にするだけです。
  • すべてのユーザに対しては、ゲームコントローラを使用した MAME UI のナビゲーションを改良しています。さらに、より多くのゲームパッドのデフォルト入力割当も改善されました。

もちろん、エミュレーションの作業も続いています。新規サポートシステムは、NABU PC (カナダの8ビットホームコンピュータとケーブルネットワーク端末)、I-Star Chess King (台湾製の怪しい品質なハンドヘルドチェスコンピュータ)、コンピュータオセロ (任天堂の初期のビデオゲームの1つ)、Yoyo Spell (アーケードゲーム Little Robin のプロトタイプ)、激レアな英語版 SegaSonic Cosmo Fighter (Sega World Sydney で以前運用されていたユニットから吸出し) そして Saturn:Space Fighter 3D (データイースト製「スペースインベーダー」の亜種) などです。

MSXの更新も止まりません。今回のリリースでは MSX-DOS2 と RAM 拡張カートリッジがサポートされました。Hyper Neo Geo 64 では、2D および 3D グラフィックの両方で嬉しい修正がされ、次リリースではより多くの修正がきそうです。さらに、Apple II の表示系でも多くの改良がされたり、S3 ViRGE が Windows 98 で 256 色モードが動作するところまで到達しています。

このコーナーではここまでですが、2ヶ月分の変更点については whatsnew.txt で確認できます。また、ダウンロードページからソースコードと 64bit Windows バイナリパッケージもダウンロードできます。

MAME 0.251出た

年の瀬ですが新しい MAME が出ました
KaleさんがPC-88VA2関係をかなり進めてきており、結構動作するものが出てきています。公式ページは以下の通り。

MAME 0.251 がギリギリ2022年に間に合いました!12月はいろんなことがありすぎて、MAME の開発的に長く感じられた気がします。DECOカセットの微妙なゲーム「Nebula」がエミュレート対応。「マジカルパンプキン -ピューロランドでだいぼうけん-」でハンドル操作が追加されプレイ可能。1970年代の HP 9825 シリーズの2機種が追加され、HP 86B のローカライズ版におけるキーボード入力の問題が修正などなど。

今月追加されたシステムで一番興味深いのは、東ドイツのInstitut für Kosmosforschung が製作した「Gerät 32620」というものです。このデバイスは、潜入捜査官が受信していた短波ラジオ経由で放送された暗号化メッセージを読み取るために使用されたものです。もし人間が数字を読み取れたらなら、通信内容の性質や暗号の仕組みに関する知識を、スピーチパターン中に意図せず漏らしてしまうかもしれません。この装置から、スパイ活動の影の世界を少し垣間見ることができるかもしれません。

コナミファンにとっては、楽しみなことがたくさんあるはずでしょう。まず、ハンドヘルド液晶ゲームに「Skate or Die」と「Bill Elliott's NASCAR Racing」の2本が追加されています。また、Windy Fairy さんが PowerPC ベースのアーケードシステムで、「テラバースト」の銃操作を動作させるなど、着々と進捗しています。最後に、コナミのカスタム 6809 プロセッサ用 CPU コアでいろいろな改良・修正により、名作「パロディウスだ!」で微妙な視差スクロール動作が修正されました。

今月は NEC PC-8801mkII SR ファミリーの日本製 PC、3com の PDA、Palm IIIc と Palm m100、Yamaha DX100 シンセサイザーなどのシステムがなかり進捗しています。また、NEC の PC-88VA2 はほとんどのソフトが起動可能に、また Palm システムでの作業で、VTech IQ Unlimited が息を吹き返した感じです。

また、かなりのシステムでプラガブルコントローラがサポートされてました。以下のようなコントローラが追加されました。

  • セガ、NEC、シャープのゲーム機やパソコンに対応したプラグインコントローラ
  • セガメガドライブのマウスと4プレイヤーアダプタ。
  • セガマスターシステムの輸出版で動作する ATmega ベースのパドルコントローラ
  • NEC PCエンジンのマウス
  • 初のアナログゲームパッドである DEMPA MICOM SOFT XE-1AP に対応。セガメガドライブ、NEC PCエンジン、シャープX68000、FMタウンズの各ファミリーに対応したソフトで使用可能

もちろんこれら以外にも、多くの修正、エミュレーションの改善が行われています。Apple IIgs では ADB とリアルタイムクロックのエミュレーションが改善しました。セガの「ターボ」と「ズーム909 / Buck Rogers: Planet of Zoom」は操作性が向上、後者ではグラフィックのプライオリティの問題が修正されています。NES APU のフレームカウンタ割り込みがエミュレートされ、数十本のゲームで問題が修正。開発者向けには、デバッガのコマンドとエクスプレッション履歴がセッション間で保存されるようになりました。

毎度の同じく、今月のすべての変更点については whatsnew.txt ファイルで読むことができます。ソースコードと 64-bit Windows バイナリパッケージはダウンロードページから取得できます。

最後に今年も一年ありがとうございました。みなさん良いお年をお迎えください。

MAME 0.250出た

オフィシャル MAME 0.250 がでました。 公式サイトによりますと…

師走も目前、コナミ風味な MAME 0.250 のリリースの時間です!アーケードでは、「NBA Play By Play」で3人目と4人目のポジションをサポート、Hornet ハードのゲームでリージョンバリエーションが多数追加されています。また、コナミ製のハンドヘルド液晶ゲーム、コナミの人気フランチャイズをベースにした Tiger 液晶ゲーム、同シリーズの Game.com コム未発売タイトルのプロトタイプをサポートしました。さらに、「悪魔城ドラキュラ」をテーマにした液晶ゲーム、「ロックマン」「忍者龍剣伝」「スーパーマン」「Gargoyles」のキャラクターを使った Tiger 液晶ゲーム(ただし後者は同じゲームの別スキン)を追加しています。

MSX のエミュレーションが大幅オーバーホールされ、新システムと周辺機器がさらにサポートされ、カセットポートフロッピードライブも多数追加されました。また、富士通 FMタウンズ ファミリーでは、マーティパッドやツインスティックの「リブルラブル」ジョイパッドなどのコントローラサポートというおまけつきです。FMタウンズファミリーに影響があったハードディスクの問題も追跡調査され修正されています。Atari 8-bit コンピュータカセットのエミュレーションがモダン化、ゲームボーイの非正規カセットもいくつかサポートされました (とても有名な非正規の翻訳を MAME でプレイできるようになりました)。Quantel DPB-7000 では、ビデオ出力と周辺機器のサポートが大幅に改良されています。

ナムコの「アルペンサーファー」が MAME でプレイできるようになり、システム22のエミュレーションでハマっていたグラフィックの不具合も解消されています。イタリア版「Quizard」の追加、ドイツ語版「Quizard 3」「Quizard 4 Rainbow」が動作するようになり、チェコ版「Quizard 4 Rainbow」も動作します。Seta の「Caliber 50」で未実装だったラインスクロールエフェクトのエミュレート、Atariの「Return of the Jedi」のグラフィックちらつきが修正されました。

その他の改善点としては、無効なメモリアクセスの修正、「Franklin Ace」(Apple II クローン) コンピュータのファンクションキー、任天堂「VS. 麻雀」 DIP スイッチラベル修正、その他多くがあります。今月の変更点については whatsnew.txt ファイルで確認できます。また、ダウンロードページでソースコードと 64-bit Windows 用バイナリパッケージをダウンロードすることができます。

今回ちょっと体調よろしくないので、もろもろ更新は遅れます。よろしくお願いします。

MAME 0.249出た

巷ではメガドラミニ2も出て盛り上がっておりますが、オフィシャル MAME 0.249 がでました。 公式サイトによりますと…

4週間に渡る開発の嵐を経て、MAME 0.249 がリリースです!今月のハイライトは、Atari 8-bit ファミリーのエミュレーションの改良、2人協力プレイができる「究極タイガー」の新バージョン、動作可能になった「The Crystal Maze」、Atari Lynx、Nintendo Game Boy、Super Nintendo Entertainment System などのコンソール機用プロトタイプカセットを多数吸い出しなどとなってます。また、「eカラ」カセット新しく8本追加しており、これらにはヤング向けの12曲を収録したレアなウェブカセットが含まれています。

Apple II と Macintosh エミュレーションのモダン化も順調に進んでいます。今月は、レガシーフロッピーデバイスの残り部分を段階的に廃止して、ADB エミュレーションの問題を修正することで、マウス/キーボード入力の信頼性が向上しています。これにより、Apple IIe 標準の 80 カラムカードが正しく動作します。Brian Johnson 氏は Epson QX-10 用のハードディスクとサウンドカードを追加、キーボードのサポートを改良しました。holub 氏により、Sinclair ZX Spectrum の後継機である ZX Evolution: BASECONF をエミュレートできるようになっています。さらに、ATM-Turbo ファミリーの I/O エミュレーションも改善しています。

以下の修正と新機能のサポートにより、今バージョンはマストになっています。まず、Victor 9000 のディスプレイエミュレーションの改善、Casio RZ-1 のデータカセットサポート、K051316 タイル反転設定フラグの適切なエミュレーション(古いハックの削除が可能)、Jaleco 製「フィールドコンバット」のビデオエミュレーションの修正、Yamaha MU-5 のサンプル再生の修正、ドイツ語 UI 翻訳更新などがあります。

もちろん、ここで触れたものよりもはるかに多くの内容があるので、whatsnew.txt ファイルでチェックしましょう。いつものように、ソースコードと64ビット Windows バイナリパッケージは、ダウンロードページからゲットできます。

MAME 0.248出た

オフィシャル MAME 0.248 がでました。 公式サイトのお知らせはこんな感じです。

今月もあのときがやってきました。MAME 0.248 の登場です!まずは、「Hartung Game Master」。これは、任天堂ゲームボーイの後釜を狙った格安携帯ゲーム機のひとつです。CPUにNECの μPD78C11 を採用、低画面解像度にソフトの質も低かったのが特徴です。そして今回初めて、このゲーム機用の全18タイトルの虚しさをエミュレーションで味わうことができます!。

携帯ゲーム機といえば、ゲームボーイでEEPROMと2軸加速度計を使う「ポケットカメラ」、「コロコロカービィ / Kirby Tilt 'n' Tumble」、「コマンドマスター」などのカセット、さらに非ライセンスタイトルやコンパイルに使われたメモリーコントローラなどをサポートしています。

任天堂については、MAME では RP2A03オーディオプロセッシングユニットの初期版をエミュレートしています。これは、ファミコンの初期タイトルやアーケード基板で使われています。一部のゲームで、後期の NES や大半のファミコンで使用されている RP2A03G ではサウンドが正しく再生されません。また、ファミコン用の周辺機器の問題も修正されています。

MAME の Win32 デバッガで、ウィンドウ位置を保存できるようになり、暗い背景色に明るいテキストを使うオプションが追加されました。また、最近 macOS では、MAME の Cocoa デバッガでシステムのカラースキームに合わせるようにしています。

今月のエキサイティングな開発内容については、whatsnew.txt ファイルをチェックしましほう。また、ダウンロードページからソースと 64 ビット Windows バイナリパッケージをダウンロードできます。

MAME 0.247出た

オフィシャル MAME 0.247 がでております。 公式サイトのお知らせは以下の通り:

季節の変わり目ですが、MAME 0.247 のリリースのお時間です。今回はリリースは巨大で、誰でも楽しめる内容になっています。

新しく追加されたシステム、動作するようになったシステムは以下の通りです:

  • M&D Monon Color - 低価格の中華製ハンドヘルドコンソールです。これは、CPUの内部ROMをオーディオ用に吸い出すために、エクスプロイトを見つける必要がありました。このCPUはインテルのMCS-51アーキテクチャの高性能な派生版です
  • テクモの「スーパーピンボールアクション」のプロトタイプ版で、バックグラスとプレイフィールドをシミュレートのために別画面を使用していたもの。高価な専用筐体を必要としたため、不評だった模様
  • MIPSプロセッサを搭載した第2世代 Sony NEWS ワークステーション用の初期版ドライバ。こちらは準備に手間取りましたが、ついに登場です
    -「ザ・ドラキュラ」と「ゲームパチンコ」 - 真空蛍光ディスプレイを搭載したツクダオリジナル製の携帯ゲーム機
    -「マイコン麻雀」- CPUを使った初期のテレビゲームで、おそらく最初の電子麻雀専用システム
  • カシオ計算機製のシンセサイザー3台
  • Impera Magica Cardゲーム数台 - これも久々の登場。エミュレートするには新しいデバイスが必要
  • Astro Corp.製のギャンブルゲーム、「Dino Dino」、「Magic Bomb」「Stone Age」「Zoo」など
  • カプコンの「ウォーザード / Red Earth」NO CD版

この他にも、数多くのバグフィックスとエミュレーションの改良が行われています。V8チップセットを搭載した Macintosh の低価格モデル(LC、LC II、Classic IIを含む)のサポートが強化されています。任天堂の NES/ファミコンベースアーケードシステム、VS.システム、PlayChoice-10 の問題が多く修正されました。Eastern Bloc 製の ZX Spectrum 派生機種の改良、Atari POKEY サウンドの改良、ココナッツジャパン製のPCエンジン用パチンココントローラのサポートもされています。CHD CD-ROMイメージの抽出に関する重要な修正も行われました。

今月は Atari 2600、Game Boy Color、NES、Super NES のプロトタイプ版カセットも大量にきています。さらに、Apple II 用のScholastic Microzine ディスク、PC雑誌のカバーディスクもあり。新しい VGMPlay のリッピングでは、この前エミュレートされたアーケードゲーム「ポリネットウォーリアーズ」からのBGMが追加されています。

例によって、今月の出来事はすべて whatsnew.txt ファイルにまとまっています。ソースと 64-bit Windows バイナリパッケージはダウンロードページからどうぞ。

世界一小さい VGM プレーヤーを目指して

Longan Nano マイコン駆動の YM3812 (OPL2) 専用 .vgm プレーヤーをこしらえてみました。 .vgm ファイルは SD カードから読み出します。とにかくシンプルに小さいものを目指したので、FM と DAC も表面実装版を使ってます。また、I2C 駆動のボリューム制御 IC (PT2257) を使って、2回ループでフェードアウトしたり、フォルダ単位の音量ノーマライズも可能です。
ほとんど東亜プラン専用な感じもしますが、暇なときにソース関係を github にあげておきます。

MAME 0.246出た

ご心配をおかけしておりますが、オフィシャル MAME 0.246 がでました。

公式サイトのお知らせは以下の通り:

7月も終わりですが MAME 0.246 の登場です。プロジェクトの構成に合わせてソースコードを再編成したことが、今月の最大の変更点となります。よくよく見ると、システム情報画面でその変更を確認することができます。それとは別に、開発者の負担を減らすことに加え、これらはユーザに対して透過的であるべです。

今月は、Fairlight CMI IIx シンセサイザーチャンネルカードエミュレーションの大規模なオーバーホール、JPM Lucky Casino スロットマシンの DAC サウンドなど、オーディオ系の問題が修正されました。crt-geom と crt-geom-deluxe シェーダ用の最新版機能強化が遅ればせながら統合、中国語とブラジルポルトガル語のユーザーインターフェースの翻訳が最新かつ完全版になっています。今月のソフトウェアリストの更新は、プロトタイプ版のコンソールカセット追加、e-kara カセットを6本追加、メタデータの大幅クリーンアップと修正、さらに Apple II 用フロッピー、Commodore 64 用テープ、vgmplay 音楽リッピングが追加などです。

今月の開発活動についての詳細は whatsnew.txt ファイルで読むことができますし、ダウンロードページでソースと 64 ビット版 Windows バイナリパッケージをダウンロードすることもできます。次のリリースまでハッピー MAMEing!

お知らせ

腰の手術を受けるため、次の更新はいつもより遅れます。がんばります。

MAME 0.245出た

オフィシャル MAME 0.245 がでました。今回かなり変更が多く、ソース構造の大幅変更(特にドライバ)でサイトなどのリンク切れなどが発生しています。また Vas Crabb 氏によれば次からもう MESS とかの区別は廃止の方向とのこと。 Retrofire の MESS 表示機能はどうしよう。

公式サイトのお知らせは以下の通りです(7/2 め組レスキューについて訂正。Thanks to 大豆さん):

お待ちかねの MAME 0.245 リリースです。すでにご存知の方も多いと思いますが、今回は日の目を見ないままに終わったアーケードゲーム2本に対応ています。「め組レスキュー」と「マーブルマッドネスII」です。さらに、コナミポリゴネットシステムもついに動作しました。しかしその前に、MAMEのユーザーインターフェースに変更点があるので注意しましょう。入力オプションがメインメニューから、独自のサブメニューに移動しています。システムによっては、項目数がかなりあり、グループ化されていませんでした。また、MAME 側で認識している入力デバイスを確認するオプションも追加したので、問題解決に役立つでしょう。

「め組レスキュー」は、展示会に出展されたものの、アーケードゲームとしては販売されませんでした。日本国内のみ家庭用ゲーム機版が発売されています。アーケード版は縦型モニターで、家庭用にあるライフバーと縦スクロール機能がありません。アーケード版は未発売、家庭用もあまり売れなかったものの、TVゲームシステム用にゲーム自体はかなりコピーされました。このオリジナルが今になって蘇るのは嬉しい限りです。

「マーブルマッドネスII」はロケーションテストでは失敗作とされました。これは、Mark Cerny氏が作った80年代の名作の本質を、アタリが全く理解できなかったことを示しています。ゲームの一部はコレクターの手元に残りましたが、このゲームがリリースされることはありませんでした。

ポリゴネットシステムは、コナミが初めて 3D アーケードゲームに挑戦したシステムです。自社システムでは、セガやナムコの 3D ゲームに勝てないことは明白でした。「ポリネットウォリアーズ / Polygonet Commanders」が MAME に追加されたのはもう20年近く前で、その後数年間はある程度の進歩がありました。常連投稿者の Ryan Holtz 氏は、今月、このゲームがプレイできるようになるまでのアドベンチャーを、魅力的なブログ記事にまとめています。これら2本のゲームは、まだ広くテストされていないため、動作可能ステートにはなっていませんが、ぜひとも試してみて意見を寄せてほしいと思います。

今月は、Apple Macintosh Display Card、SuperMac Spectrum/8 Series III、SuperMac Spectrum PDQ の Mac 用 NuBusビデオカード 3本のエミュレーションが大幅に改良されています。MAME が Mac II でデフォルトで使用している Macintosh Display カードは、インストールされているビデオRAMの容量設定の他、解像度、リフレッシュレート、カラープロファイルのモニターを正しく選択することができるようになりました。SuperMac Spectrum/8 Series III では、実画面解像度は 1024×768 まで、仮想デスクトップの解像度は白黒モードでは巨大な 4096×1536 までサポートしています。仮想デスクトップのパンとズームはハードウェアアクセラレーションで行われます。Spectrum PDQ は最大 1152×870 の解像度をサポート、256色モードでのウィンドウの移動などはハードウェアアクセラレーションで行います。エミュレートした Mac でマルチモニタを使いたい場合は、Macintosh Display カードまたは Radius ColorBoard を使用するのがベストなので覚えておきましょう。Mac のエミュレーションを始めたい方は、Wikiにお役立ち情報があります

他には、Ignacio Prini氏とManuel Gomez Amate氏 により、ZX Spectrum のカセットソフトのリストに、スペインMicroHobby 誌のカバーテープとタイプインプログラム集が、ゲームボーイ、スーパーファミコンには、プロトタイプカセットも多数追加されました。コモドール64のテープ、Apple IIのフロッピー、VGM 形式のゲーム音楽リッピングがそれぞれ一度に追加されました。

その他のハイライトは以下の通りです:

  • Ian Eure氏が「スペースデュエル」のカクテルモードサポート
  • Janniz氏による Sidam 製「スペースインベーダー」のハック版「Invasion」の入力修正
  • David "Haze" Haywood 氏がプレイ可能な「Adders & Ladders」ギャンブルゲーム追加
  • IGS PolyGame Master に特に影響があるパフォーマンスボトルネックを修正するためチーム作業
  • Ramtop 氏と Nigel Barnes 氏が、Acorn コンピュータの SD カードリーダーをサポート
    -「Rapid Fire」の動作可能光線銃入力 (誰もやりたがらないけど)
  • holub 氏が、ZX Spectrum ファミリーの不具合修正
  • Luca Elia 氏が、IGS 製ゲームを大幅修正
  • GitHub プルリクエスト番号 #10000 を達成 - holub さんおめでとう

いつものように、リリースにはフロントページでは収まりきらないほどたくさんのことが含まれてるので、whatsnew.txt ファイルをチェックする、またはダウンロードページから、ソースコードや 64 ビット Windows バイナリパッケージをゲットしましょう。