2021年のニュースアーカイブ(10件)(1/1 ページ)

MAMETesters のログイン不具合について

Testersですが、ログインをしようとすると「お前のIPは受け付けられないんじゃボケ」のようなメッセージが出ることがありますが、何回かログインを試行すると正しくログインできることが確認されています。

原因はサーバー屋(XREA)が6月8日に導入したセキュリティ対策なのですが、オプトアウトしてもまだ発生しています。現在対処法について問い合わせ中です。

【6/28更新】不具合は修正された模様です。

MAME 0.232出た

オフィシャル MAME 0.232 がリリースされました。公式サイトのリリース文です。【更新】 What's New 日本語訳はこちら

MAME 0.232 の時間なんだけど、サプライズを用意したよ!ユニバーサルの激レアゲーム「ミセス・ダイナマイト」 がついに見つかったんだ。これは爆弾を設置して敵を倒すタイプのゲームの初期型で、ユニバーサルらしいキュートなキャラデザインやカットシーンが特徴になってるよ。 「ミセス・ダイナマイト」 はロケーションテストの成績が良くなくて、一般にはリリースされなかったと言われていて、今回吸い出されたバージョンはフライヤーとグラフィックが異なっているようだ。これ以外にも、「ドカベン2」や「スパイナルブレーカーズ」のプロトタイプ版も追加されているぞ。

今月の大幅改良といえばナムコ製レーシングゲームだ。「ファイルラップ」はシステムIIのゲームとはスプライトチップの実装方法が微妙に違っていて、これがタイトル画面の表示不具合の原因だったのだ。他にも「ファイナルラップ」「鈴鹿8アワーズ」「フォートラックス」で、C140サウンドチップの再生ステータスレジスタがエミュレートされてなかったためにエンジンサウンドに問題があったのも修正されているぞ。実機の動画に合わせて、道路のレイヤーの水平位置も調整されたのだ。

PC-98「魔導物語」の μPD7220 の問題、PC-98 の 1ビット DAC サウンドの不足、FM TOWNS の「あすか120%スペシャル BURNING Fest」のスプライトの不具合、シャープ X68000 の背景バグなど、これまで動作不可だった日本の PC ゲームがかなり動作するようになったぞ。Mac のメディアサポートも改善が続いていて、CD-ROM ドライブが動作サポート拡大、高密度フロッピードライブの修正も行われたのだ。V.Smile Smart Keyboard が US、フランス、ドイツの各バージョンでサポートもされている。それから、Tim Lindner氏が Tandy CoCo 3 エミュレーションにずっと残っているバグを直し続けてくれているよ。

ソフトウェアリストには、台湾製のゲームギアカセット、マスターシステムのプロトタイプ、オーストラリア製の MicroBee シリーズ用のソフトいっぱい、Acorn BBC Micro 用のアドオン ROM が大量に追加された。また、最新の Apple II のフロッピーやクラック、FM TOWNS のフロッピーや CD、PC のフロッピーなども来ているよ。

今月の開発状況は whatsnew.txt ファイルをチェックしてほしい。ソースコードと 64 ビット版ウインドウズ用バイナリはダウンロードページからゲットしよう。

MAME 0.231出た

オフィシャル MAME 0.231 がリリースされました。【更新】 What's New 日本語訳はこちら

ひとまず、公式サイトのリリース文章によりますと、

4月のリリース、MAME 0.231がでたよ!ヤマハ製 FM 音源では OPL ファミリー(YM2413、YM3526、YM3812、YMF262、Y8950)の書き換えが進んだのだ。前のリリースでいろいろ起きていた問題もほとんど修正されてるけど、もしこれらのチップを使っているシステムで気づいたらことがあればぜひ教えてほしい。今月は、70年代後半に発売された、サン電子の激レアゲーム「ワープ1」が追加されたぞ。 このゲームは初期の後方視点タイプ宇宙シューティングの一本といえるね。

「魂斗羅」はエミュレート当初から 3D ステージが簡単すぎだったんだけど、原因はコナミが VRC & DMP と呼ぶ Konami 007452 チップの動作だったんだ。VRC は Virtual ROM Controller の略で、ROM バンク制御器であることがわかっていたけど、DMP の部分はナゾに包まれいて、ある種のプロテクト機能ではと思われてきたものだ。これが今回、furrtekさんによってある種の除算・乗算プロセッサであり、6809 ファミリーのデュアル CPU 搭載ゲームではとても使えないくらい遅い16ビット演算を行うものだと突き止められたよ。良いニュースはゲームの動作が正しくなったこと、悪いニュースはゲームが難しくなってもっとやられてしまうことかな。

David “Haze” Haywood 氏も、これまで正しく動いていなかったゲームの修正を行っているぞ。まずは SNK の「ビーストバスターズ」と「メカナイズドアタック」のグラフィックプライオリティの修正、セイブ開発の「ショットライダー」のタイミング改善、ミッチェルの「ファンキージェット」のレイヤーオフセット修正、プロテクトされたアルゼンチン製のメガドライブ海賊版を2本サポートなどだ。最近、David氏は MAME のゲームセッションをストリームしていて、日陰なゲームをよくハイライトしているのだ。これまでのストリームは YouTube のチャンネルで見ることができる。それから、大忙しだったのが sasuke 氏で、ニチブツの 1412M2 DAC の再生レートとタイマー周期の計算を改良。「マイティガイ」のサウンドで改善が特にわかりやすい。他にはタイトーの「サイクルマー坊」をプレイ可能にしているぞ。

ここではとりあえずこれくらいだけど、すべての追加項目、バグ修正、改善などは whatsnew.txt ファイル を確認してほしい。64ビットの Winodws バイナリパッケージとソースはいつもどおりダウンロードページからゲットしよう。

で、今回アーロンさんの FM 音源がさらに進んでいます。What's New で一箇所にまとまっているので一度みてみると面白いかもです。

あと、エンパイアシティ1931のBGMと効果音の音程について、うちのサイトからかなり昔に報告したものが一応解決してます(バグレポートはこちら)。一応といったのは、実際にはハックによる解決で、プログラム的にはプリスケーラの指定はどこにもみつからなくて、ドライバの初期化時に無理やり変更してます。

これは、「YM2203の音程が1.5MHzのクロック周波数では低すぎる、4.5MHzじゃないと正しくない」、というものなんですが、基板構成的に1.5MHzしかないので、いままでは無理やり 4.5MHz が指定されていました。でもこれだとPSGが高すぎます。

実はYM2203 にはプリスケーラ(分周)設定があって FM 用入力クロックに対し1/6(デフォルト)、1/3、1/2が使えます。 PSG も考えると1.5MHz * 1/2 が正解なのですが、どのようにこの設定が変更されているのかが長年の謎となっています。なにか情報などあれば開発チームがたいへん喜ぶと思います。

Haze の魂斗羅修正など

Haze の最新 MAME ライブ配信で、魂斗羅に 20年以上あったバグが修正されたことが伝えられています。このバグは 3D ステージで手前に転がってくるコロコロが右に寄って避ける必要がなかったというものです。GitHub のプルリクはこちら

サーバ移転完了

長年使っていた XREA サーバですが、最近負荷が異常に高くサイトの反応も悪くなっていたため、コアサーバー v2 に移転しました。いまのところは速いです。なお、旧掲示板が動かなくなったのでこのまま削除予定です。

MAME 0.230出た

サーバの反応が遅くてご迷惑をおかけしています。いま XREA からサーバの引っ越しを検討中です。
オフィシャル MAME 0.230 がリリースされました。

【4/1更新】 What's New 日本語訳はこちら。 下にもある YM 系 FM 音源チップの更新ですが、ライセンスが GPL から BSD に変更されたことが大変大きいです。今後、アーロンなコアの FM 音源を使ったモノが色々出てくるかもしれません。

オフィシャルページのいつものアレなリリース文によりますと...

シートベルトを締めて MAME 0.230 に備えるんだ!今月は大きな変更点があるんだけど、その前にいつものルーチンな追加項目からいこう。まずは、ハズブロ社の人気ボードゲームをアレンジしたテレビゲーム、「ドーラといっしょに大冒険」をテーマにした VTech システムのタイトルなどがサポートされたこと。あとは、Mattel 社や Invicta 社の電子玩具や携帯型 LED ゲームがエミュレート。さらには、Apple II のソフトリストに今月は大きな更新が入っていて、MECC からの教育用ソフトが大量にクリーンクラックされているのだ。

もしキミが開発をフォローしているなら、新しい YAMAHA OPM/OPN (YM2151, YM2203, YM2608, YM2610, YM2610B, YM2612, YM3438) コアに興奮すること請け合いだ。 今回の更新で、特にセガ社やデータイーストなどで、細かいものからそうじゃない問題まで相当修正されているんだ。 Windy Fairy さんと Jennifer Taylor さんは、コナミのリズム系ゲームの改善を続けていて、「ビートマニアIIDX」「ビートマニアIII」「キーボードマニア」「パラパラパラパラダイス」がプレイ可能になっているぞ。さらには、Happy さんが Hyper Neo Geo 64 の表示系をさらに改善してくれたようだ。

Apple IIgs と 68k Mac ドライバでも今月は改善点が多くて、大量のマシンが動作可能に昇格しただけでなく、Apple 3.5" フロッピーでも、ADB GLU マイクロコントローラのシミュレーションによって、IIgs のコントロールパネルが使えるようになるなど革命的な改良がされているぞ。コンソールの方では、メガドライブゲームでの EEPROM セーブ処理が修正されたのだ。

これらはもちろん全てじゃなくて、追加項目やバグ修正、その他の改良点については whatsnew.txt ファイルをみて欲しい。64ビット版の Windows バイナリパッケージを ダウンロードページ からゲットしてプレイをはじめよう!

MAME 0.229出た

オフィシャル MAME 0.229 がリリースされています。1ヶ月が早すぎます。

【3/1更新】 What's New の日本語訳はこちら

オフィシャルページによりますと、

イベント満載の一ヶ月だったけど、今回も MAME 0.229 のリリースで締めくくろう。すぐ気づくかもしれないのが、64ビット版のバイナリから"64"の文字が無くなったことだろうね。よくわからない場合は、ウィンドウタイトルの最後の部分にあるデータモデルでわかるだろう。

今月はアルゼンチン製の幻ゲームがついに MAME に登場している。「ミズ・パックマン」をハックして2人同時プレイできるように改造したもので、その名も「ミズ・パックマンツイン」だ。他にも、Midway 製の未リリースなゲーム「Power Up Baseball」もなかなかレアで、野球版のNBA Jamといったところだ。プロトタイプといえば、「Wayne Gretzky’s 3D Hockey Fatality Edition」もサポートされているぞ。

JAKKS Pacific 製のお子様向けテレビゲーム、Sharp Cookie シリーズが吸い出されてエミュレートされた。ドーラといっしょに大冒険、スクービー・ドゥー、スパイダーマン、きかんしゃトーマスなどの人気キャラをフィーチャリングしているものだ。少しさかのぼった話では、Mattel 社の Basketball、Hockey、Soccer、電子玩具のTagがサポートされている。ロシアからはElektronika Autoslalom が(愛を込めて)追加された。JPM IMPACT 製のスロットマシンも大量に動作可能になり、内部レイアウトを使ったアートワークエンジンの新機能を使うように更新されている。

Win32 と Qt デバッガ周りでは、表示中のテキストをクリップボードにコピーするオプションのあるコンテキストメニューがデバッガビューに追加された。ビューが下にスクロールしたときの動作の改善や、メモリビューで右クリックしたときのクラッシュも修正されている。cgwg さんからさらにシェーダーの更新が来ていて、人気のある crt-geom と crt-geom-deluxe エフェクトの見た目がアップしたぞ。他には、NEC/Renesas の V850 ファミリーが unidasm サポートされたのだ。

このコーナーでは今回はこんなところだけど、 whatsnew.txt ファイルにはソフトウェアリストの更新、新しく吸い出された海賊版、バグ修正、など改良点が満載だ。いつものように、64ビット版のウインドウズバイナリとソースコードはダウンロードページからゲットしよう。

FOSDEM'21 で MAME

現在のMAME長、Vas Crabb (cuavas) さんが、FESDEM '21 (Free and Open source Software Developers' European Meeting) でプレゼンされております。内容としては技術的なものより、今の MAME の立ち位置をまとめた感じです。

カプコンアーケードスタジアム

MAME 0.228出た

2021年最初のリリース 0.228 が出ました。 【2/3更新】 What's new-J はこちら

【2/17更新】 掲示板でTOMさんによると、「なめんなよ」は作者に正式に許可を得ているとのことです。

オフィシャルページによりますと、

もう1か月経った?まあ今日 MAME 0.228 が準備できたということはそういうことなんだろうね。今月は超レアなアーケードゲームが2本サポートされているのだ。1本目は「なめんなよ」。これは上から見るタイプの障害コースゲームなんだけど、津田覚氏のなめねこキャラを無断で使っているもの。そして2本目は「ゲッタウェイ」。ユニバーサル製のオーバーヘッドビューレースゲームで、「世界初16ビットマイコン搭載ゲーム」と銘打っていたものだ。ユニバーサルはこの後「ミスターDo!」の人気キャラクタを作ることになる。エミュレーションはまだ予備段階で、ゲームはプレイ可能なものの表示系の問題があったり、サウンドが未対応なので注意してほしい。

その他のアーケード系エミュレーションのニュースも見ていこう。まずは、コナミシステム 573 基板で動作するビーマニ系リズムゲームで起きていた大量の問題が修正。また、David Haywood(Hazeたん)氏の粘着的努力のおかげで、JPM 製のスロットマシンが幅広く動作可能になっている。これらのマシンで NCD X11 端末と同じ Brooktree RAMDAC や、MAMEでエミュレート済みのシステムで使われている Motorola DUART を採用しているのが興味深いのだ。そして最後に、Zaccaria の「Cat and Mouse」で、タイプ01プログラムがついに完全に吸い出されたことで、ついにこの謎ゲーの両バージョンがプレイできるようになったことが上げられる。

携帯ゲーム機では、ワンダースワンとワンダースワンカラーがオーバーホールされたり、ゲームギア用の「X-Terminator」がサポートされた。他には、バンダイ RX-78 のカセット吸い出し、エミュレーションの多くの面を発揮して欠点の修正もされている。また、Apple のフロッピードライブコントローラでも進捗があり、SuperDriver の HD フロッピードライブ、そして将来的には HD20 外部ハードディスクをサポートする目処がついたようだ。

cgwg さんからの新 LCD シェーダ、FMタウンズのソフト吸い出し最新版、最近おきた不具合の修正、コードのモダン化など、今回もたくさんのことがあったから、ぜひ whatsnew.txt ファイルで全てをチェックして欲しい。ソースコードと64ビット Windows 版バイナリパックは ダウンロードページから入手だ。

だそうです。なお、今回は What's new などの訳は遅れます。