オフィシャルページに先日出た、Aaron氏によるMAMEWオプション解説の日本語版が出来ました。こちらからドーゾ。
2001年5月のニュースアーカイブ(41件)(1/2 ページ)
MAMEWオプション一覧
Bug Report更新
オフィシャルバグレポートの5月30日付けの更新です。mameinfoはこちら。新規報告、FIXなど多数。
Bug Report更新
オフィシャルバグレポートの5月27日付けの更新です。mameinfoはこちら。Fix多数。
MAMEW修正 by アーロン
MAMEWの小バグ修正ソースがAaron氏のページに上がっています。コアの修正ではなくWin用の部分のみで、ソースだけです。
- いくつかの画面モードでのスキャンライン修正
- ジョイスティック8本までサポート
- ジョイスティックのPOV hat?を4つまでサポート
- ポーズ中のジョイスティック設定を修正
Modeler新ショット
Modelerのスクリーンショットギャラリー追加されちょります。「アウトランナーズ」「ラッドモビール」、見た目ほとんど完璧。
これはすごい
オフィシャル掲示板に出ていたmame用自作コントローラ。これはすごいです。なんと麻雀パネル付き。
リリースその36、37
CPS2-Shock、その36「スーパーストリートファイターII X (Japan 940223)」、その37「ストリートファイターZERO 3(Japan 980629)」の連続リリース。(menchiさん、Goriさん情報感謝)
Bug Report更新
オフィシャルバグレポートの5月25日付けの37b15一発目の更新です。mameinfoはこちら。
mameQ.datファイル37b15用
PongkangさんランチャーmameQ用ファイル、37b15版が出ました。
i686バイナリ
37b15のi686バイナリも来ました。DOSのi686より速いなりよ。
StretchMAME32ka test15出た
StretchMAME32のb15対応版テストリリースですが、タイトーF3系でのバグがあるようです。掲示板よりダウンロード可。
DOS版のコンパイル
DOS版コンパイル時にvidhrdw/taito_f3.cでエラーが起きます。f3_fix_transparent_colours内、706行目からの「index」を「f3_index」などに変更することで回避できるとのこと。
37b15出た
Bug Report更新
オフィシャルバグレポートの5月21日付けの更新です。mameinfoはこちら。
WIP更新
WIP更新 オフィシャルWIP17~20日分の更新です。
5月20日:Guru氏、「ダブルドラゴンII」ドライバに海外版追加。
5月19日:Aaron Giles氏、「ストリートファイター・ザ・ムービー」の別セットをintech32ドライバにさらに追加。また「Shuffleshot」のDIP設定修正。Fujix氏、誕生日。
5月18日:Bryan McPhail氏、「パズルボブル2/3」の背景に出ていた黒い部分を修正。
5月17日:Luca Elia氏、Metroドライバに「バンバンボール」追加。
Bug Report更新
オフィシャルバグレポートの5月17日付けの更新です。mameinfoはこちら。
リリースその35
CPS2-Shock、35発目は「スーパーパズルファイターII X(日本版)」です。特に変更はなし。(CCCさん情報感謝)
RG T-シャツ発売開始
前にもお伝えした、Retrogamesロゴ入り特製T-シャツが今なら$14.95でお求め頂けます。モデルはまたまたOpiさんです。
WIP更新
オフィシャルWIP11~16日分の更新です。
5月16日:Aaron Giles氏、C68kコアの小バグ修正と、itech32ドライバに「Shuffleshot」を追加。
5月15日:Dave Haywood氏、Zaxxonドライバに「Ixion」追加。
5月14日:Stefan Jokisch氏、「Atari Basketball」のサウンド修正。
5月13日:Bryan McPhail氏、「雷電」「R-タイプ」その他に影響していたV20/V30のサイクルカウントバグをついに修正。
5月12日:Luca Elia氏、Puzzle Banchoドライバに「ススメ!マイルスマイル」追加。
5月11日:Aaron Giles氏、ボタン名称の設定の簡単な方法追加と、itech8ドライバに「Neck & Neck」を追加。
教えて、アーロン
オフィシャルMAME掲示板で、MAME Win版についての質問にAaron氏が答えています:
- これは本当にオフィシャル版のMAMEになるの?
はい、オフィシャル版になります。Nicola氏も多分メインとしてこれを使っていくと言ってます。ただしDOS版も同様にオフィシャル版としてリリースされます。 - なんでまた?利点は何?
利点もあれば欠点もあります。利点としては、全てのWindowsで動作する、全てのゲームでビデオカードのハードを使って、正しく4:3の比率で表示できる、フルスクリーンとウィンドウの両方で動作できる、USBコントローラが使える、DOSでのトリックなしで新しいサウンドカードをサポートできる、デバッガもウィンドウで動作できるので、ゲーム画面と両方を同時に表示できる、「make」とタイプするだけでビルド可能で今までのようにDPMIメモリがらみのせいでコンパイル中に3回落ちることがなくなる。
一方欠点は、tweakビデオモードをサポートしない、パラレルポートのPSXパッドは誰かがWindows用のドライバを書かない限り動作しない、などです。 - Mame32に対しての利点は?
MAME32はWindows移植版とフロントエンドが組み合わさっています。MAMEWは純粋にMAMEコアのWindows移植版です。MAME32に対しての利点は、ハードウェアストレッチングとノイズ混じりになるサウンドカードでの問題が直ることです。反対にMAME32の主な利点というのはそのナイスなユーザーインターフェースでしょう。 - コマンドラインでの動作ということは、DOS窓から起動するの?
そうっす。Win98/MeではDOS窓から、WinNT/2000ではコマンドプロンプトになります。 - コマンドラインから起動するなら、今までのフロントエンドは使えるの?
使えます。ただし、実を言うと、コマンドラインのパラメータが変更になっているのでフロントエンドを改良する必要はあります。 - 次のベータ版からWinMameになるの?
うい。 - DirextXは必要?もしそうなら、3Dゲームのエミュレーションにハードアクセラレータを使う道が開いたの?
DirectXは必要です。3Dゲームについてはこれは関係ありません。MAMEの一番の目的は正確さなので、解像度を上げたり、ゲーム表示を細かくするようなことはこれに外れてしまいます。私としてはもし3Dゲームが追加されるならば、MAME自体が持つソフトウェア3Dレイヤーを使ってサポートするでしょう。それからMAMEはクロスプラットフォームプロジェクトなので、3Dハードをサポートすれば、MacにはMac用、LinuxにはLinux用にもそれぞれ独自のサポートを追加しなければいけません。 - aviやmpegを使ってレーザーディスクゲームをサポートする予定は?
繰り返しになりますが、MAMEはクロスプラットフォームプロジェクトです。これ系のサポートはコアに及びますので、MAMEWで他のプラットフォームでは出来ないようなスペシャル機能を追加する予定はありません。 - ゲームはウィンドウそれともフルスクリーンのどっちで動作するの?
これはお好みで選べます。コマンドラインで「-window」か「-nowindow」を指定します。ゲーム動作中にも、Alt+Enterキーで切り替えが出来ます。 - 画面の解像度はゲームや設定によって変わるの?
フルスクリーンモードだけで可能です。また設定で解像度を変えないようにすることもできます。 - どうやってコンパイルするの?
MAMEWではmingwシリーズのツールを使っています。mingwはGCCの移植版でWindowsのツールセットに関連付けられたものです。次のベータ版リリース時に、Gridle氏がツールをまとめたZIPファイルをダウンロードできるようにしてくれるでしょう。またツールセットをアセンブリングするものも出るしょうが、こちらはちょっと複雑です。 - Allegroはもう使わないの?残念す。
残念なことはないです。Allegroはいろんな種類のハード設定をサポートしてるからDOSではとても便利ではあります。おかげで、ハード寄りのコードを書かずに済みました。Windows上ではDirectXが正にこれと同じ役割をします。 - DOSからWindowsへの移植はめちゃめちゃ大変ですか?
MAMEでは複雑なサポートというものはいりません。必要なのは、画面をblitして、サウンドカードにデータを渡して、それから初歩的な入力系だけです。おまけに私自身、MacMAMEでここ何年も同じようなことをやってきたわけですから、何をどうすればいいのかはよく知っています。 - 誰が作業をしているのですか?
私です! - MAME32のコードは使ってるんですか?
いいえ、全くのまっさらから書きました。 - この作業で今までやった最適化やバグ修正が失われることは?
DOS版に比べてということですか?うーむ、確かに失われたものもありますが、得たものの方が多いです。コンパイラはDJGPPと元が一緒ですし、コードもそれなりに効率的です。新しく見つかるバグは恐らく、ずっと前からあるもので、単にDOSのメモリプロテクトの甘さで隠れていたものでしょう。
MameW ベンチマーク
32版mameWでのベンチマークがqa/test & art dept.に登場です。ページによると、Aaron氏と協力してベンチマーク用の機能などをいろいろ追加しているようです。結果のページにも新しいコマンドオプション「-ftr 5000 -norc -nothrottle -noafs -nohwstretch」などが見れます。で、ベンチですが最初の5000フレーム分をそのまま動かした結果ということで、実際にゲームをやるとまた変わってくる(とくにスタンランナー;)とのことです。Win2000の方が速いのう。
Modeler新ショット
Modelerのスクリーンショットギャラリー、さらにいくつか追加で、「ゴールデンアックス2」「ハードダンク」「アウトランナーズ(!)」のタイルマップ系修正がされとります。いい感じ。
ピンボールが熱い!
最近個人的にピンボールにはまっていますぞ。以前からディスプレイ部分だけをエミュレートするPinMAMEというが出ていたのは皆さんもご存知かもしれませんが、それがピンボールテーブルシミュレータ「Visual Pinball」とお互いに連携して動作できるようにしたのが「Visual PinMAME」であります。使い方は簡単で、VisualPinballをすきなところにインストール、VPinMAMEもその下あたりに配置してパスを指定します。あとはテーブルファイルをTablesに、あれをromsに配置すればOK。テーブルファイルはどれも力作ぞろいで、最近のものから60年代の復刻版をはじめ、オリジナルのテーブルなど次々とリリース・改良がされています。今回新しくRetroがホストしたサイト「IR Pinball」もピンボール用のデータをいろいろ集めたものです。
Bleemcastって…
やっと出たブリキャス。bleem!のホームページも一新していろいろ載っています。でもなんだか、パッケージがDIONとかODNとかの無料CDみたいね…