オフィシャル MAME 0.248 がでました。 公式サイトのお知らせはこんな感じです。
今月もあのときがやってきました。MAME 0.248 の登場です!まずは、「Hartung Game Master」。これは、任天堂ゲームボーイの後釜を狙った格安携帯ゲーム機のひとつです。CPUにNECの μPD78C11 を採用、低画面解像度にソフトの質も低かったのが特徴です。そして今回初めて、このゲーム機用の全18タイトルの虚しさをエミュレーションで味わうことができます!。
携帯ゲーム機といえば、ゲームボーイでEEPROMと2軸加速度計を使う「ポケットカメラ」、「コロコロカービィ / Kirby Tilt 'n' Tumble」、「コマンドマスター」などのカセット、さらに非ライセンスタイトルやコンパイルに使われたメモリーコントローラなどをサポートしています。
任天堂については、MAME では RP2A03オーディオプロセッシングユニットの初期版をエミュレートしています。これは、ファミコンの初期タイトルやアーケード基板で使われています。一部のゲームで、後期の NES や大半のファミコンで使用されている RP2A03G ではサウンドが正しく再生されません。また、ファミコン用の周辺機器の問題も修正されています。
MAME の Win32 デバッガで、ウィンドウ位置を保存できるようになり、暗い背景色に明るいテキストを使うオプションが追加されました。また、最近 macOS では、MAME の Cocoa デバッガでシステムのカラースキームに合わせるようにしています。
今月のエキサイティングな開発内容については、whatsnew.txt ファイルをチェックしましほう。また、ダウンロードページからソースと 64 ビット Windows バイナリパッケージをダウンロードできます。