オフィシャル MAME 0.247 がでております。 公式サイトのお知らせは以下の通り:
季節の変わり目ですが、MAME 0.247 のリリースのお時間です。今回はリリースは巨大で、誰でも楽しめる内容になっています。
新しく追加されたシステム、動作するようになったシステムは以下の通りです:
- M&D Monon Color - 低価格の中華製ハンドヘルドコンソールです。これは、CPUの内部ROMをオーディオ用に吸い出すために、エクスプロイトを見つける必要がありました。このCPUはインテルのMCS-51アーキテクチャの高性能な派生版です
- テクモの「スーパーピンボールアクション」のプロトタイプ版で、バックグラスとプレイフィールドをシミュレートのために別画面を使用していたもの。高価な専用筐体を必要としたため、不評だった模様
- MIPSプロセッサを搭載した第2世代 Sony NEWS ワークステーション用の初期版ドライバ。こちらは準備に手間取りましたが、ついに登場です
-「ザ・ドラキュラ」と「ゲームパチンコ」 - 真空蛍光ディスプレイを搭載したツクダオリジナル製の携帯ゲーム機
-「マイコン麻雀」- CPUを使った初期のテレビゲームで、おそらく最初の電子麻雀専用システム - カシオ計算機製のシンセサイザー3台
- Impera Magica Cardゲーム数台 - これも久々の登場。エミュレートするには新しいデバイスが必要
- Astro Corp.製のギャンブルゲーム、「Dino Dino」、「Magic Bomb」「Stone Age」「Zoo」など
- カプコンの「ウォーザード / Red Earth」NO CD版
この他にも、数多くのバグフィックスとエミュレーションの改良が行われています。V8チップセットを搭載した Macintosh の低価格モデル(LC、LC II、Classic IIを含む)のサポートが強化されています。任天堂の NES/ファミコンベースアーケードシステム、VS.システム、PlayChoice-10 の問題が多く修正されました。Eastern Bloc 製の ZX Spectrum 派生機種の改良、Atari POKEY サウンドの改良、ココナッツジャパン製のPCエンジン用パチンココントローラのサポートもされています。CHD CD-ROMイメージの抽出に関する重要な修正も行われました。
今月は Atari 2600、Game Boy Color、NES、Super NES のプロトタイプ版カセットも大量にきています。さらに、Apple II 用のScholastic Microzine ディスク、PC雑誌のカバーディスクもあり。新しい VGMPlay のリッピングでは、この前エミュレートされたアーケードゲーム「ポリネットウォーリアーズ」からのBGMが追加されています。
例によって、今月の出来事はすべて whatsnew.txt ファイルにまとまっています。ソースと 64-bit Windows バイナリパッケージはダウンロードページからどうぞ。