オフィシャル MAME 0.234 がリリースされました。【7/30 更新】 What's New 日本語訳はこちら。
公式サイトのリリース文は以下の通り。
やあみんな!忙しい4週間を経て、MAME 0.234の登場です! 新たに対応したのは、「ランナウェイ」(サン電子製のセガヘッドオンのライセンス版)、コナミの「マジカルツインビー」(ツインビーヤッホー!の欧州版)、Tronica製の液晶ハンドヘルドの「Spider」(スペースミッションと同じプログラムだが、アートワークが異なる)などです。先月追加されたものですが、「VS麻雀トライアングル」が動作可能になっています。この麻雀ゲームは、一人プレイの同時進行や、二人プレイをサポートした初期の珍しいもので、この形式は10年後、彩京の「対戦ホットギミック」によって普及しました。
今月の3Dアーケードゲームの改善点は、3dfx Voodoo Graphicsのエミュレーションの書き直しにより、多くのケースで大幅なパフォーマンスの向上を実現したことと、コナミのZR017および「GTIクラブ」ハードウェアの開発を継続したことの2点です。3Dグラフィックスとは直接関係ありませんが、富士通のTGP DSPのバグフィックスにより、「モーターレイド」がよりプレイしやすくなっています。2Dのアーケードゲームも忘れてはいません。ナムコのレースゲームでは、スプライトの欠落や位置の誤りに関する修正が再度行われています。また、データイーストの「チャンバラ」では足りないスプライトが描画されるようになりました。
家庭用システムでは、みんなの友人のkmgさんがNES/Famicomの海賊版カートリッジのサポートを一生懸命追加、Brian JohnsonさんがEpson QX-10のビデオ問題を修正しています。Kelvin SherlockさんはLANceGSカードをサポート、Apple IIユーザーがネットワークを選択できるようになっています。
これまでの経緯については whatsnew.txt ファイルに記載されており、ソースと64ビットWindowsバイナリパッケージはダウンロードページから入手できます。