2021年最初のリリース 0.228 が出ました。 【2/3更新】 What's new-J はこちら。
【2/17更新】 掲示板でTOMさんによると、「なめんなよ」は作者に正式に許可を得ているとのことです。
オフィシャルページによりますと、
もう1か月経った?まあ今日 MAME 0.228 が準備できたということはそういうことなんだろうね。今月は超レアなアーケードゲームが2本サポートされているのだ。1本目は「なめんなよ」。これは上から見るタイプの障害コースゲームなんだけど、津田覚氏のなめねこキャラを無断で使っているもの。そして2本目は「ゲッタウェイ」。ユニバーサル製のオーバーヘッドビューレースゲームで、「世界初16ビットマイコン搭載ゲーム」と銘打っていたものだ。ユニバーサルはこの後「ミスターDo!」の人気キャラクタを作ることになる。エミュレーションはまだ予備段階で、ゲームはプレイ可能なものの表示系の問題があったり、サウンドが未対応なので注意してほしい。
その他のアーケード系エミュレーションのニュースも見ていこう。まずは、コナミシステム 573 基板で動作するビーマニ系リズムゲームで起きていた大量の問題が修正。また、David Haywood(Hazeたん)氏の粘着的努力のおかげで、JPM 製のスロットマシンが幅広く動作可能になっている。これらのマシンで NCD X11 端末と同じ Brooktree RAMDAC や、MAMEでエミュレート済みのシステムで使われている Motorola DUART を採用しているのが興味深いのだ。そして最後に、Zaccaria の「Cat and Mouse」で、タイプ01プログラムがついに完全に吸い出されたことで、ついにこの謎ゲーの両バージョンがプレイできるようになったことが上げられる。
携帯ゲーム機では、ワンダースワンとワンダースワンカラーがオーバーホールされたり、ゲームギア用の「X-Terminator」がサポートされた。他には、バンダイ RX-78 のカセット吸い出し、エミュレーションの多くの面を発揮して欠点の修正もされている。また、Apple のフロッピードライブコントローラでも進捗があり、SuperDriver の HD フロッピードライブ、そして将来的には HD20 外部ハードディスクをサポートする目処がついたようだ。
cgwg さんからの新 LCD シェーダ、FMタウンズのソフト吸い出し最新版、最近おきた不具合の修正、コードのモダン化など、今回もたくさんのことがあったから、ぜひ whatsnew.txt ファイルで全てをチェックして欲しい。ソースコードと64ビット Windows 版バイナリパックは ダウンロードページから入手だ。
だそうです。なお、今回は What's new などの訳は遅れます。
あいかわらず、巻物のWhat's New。。。
日本では馴染みのないJPM製のフルーツマシーンの大量のリストを見て、
以前にラスベガスに行ったときにあっちこっちに置いてあった、
カジノゲームなんだろうなー、向こうの人にとっては
思い入れもあるんだろうなーと思ってましたが、
こっちで、国盗り合戦とか山のぼりゲームとかの駄菓子屋エレメカを
大事に保管してる所があるのを考えたら妙に納得しちゃいました。。。
おまけ。
少し前からfirebeatの改善か始まってますが、いま出てるPR#7721が取り込まれると、
Beatmania IIIがブートしそうな感じ。。。
フロッピーディスクに記録する斬新な筐体だったのが懐かしい。。。
JPMで大活躍なHaze兄もDraftですが、
PR#7746でNAOMIの描画スレを分離する
チャレンジしてて、試しに取り込んでビルドしてみたら、
うちのご老体のi7(第4世代)でも瞬間的に100%出るようになってて
安定すればいい感じかも。。。
毎月のリリースよりも、こういう過渡期が一番おもしろい。。。
Naomi の改良たのしみです。ついに実用的な速さになるかも。
先日 Ryzen 5 にアップグレードしたのですが、 今の処理では hotd2 の速度は 45% くらいです。
うちの方は、vgmプレーヤー不具合みつけたんですが、どう修正するか検討中です。
SN76489 の処理がノイズフィードバックの設定を無視してるせいで、メガドラの vgm で SN76489 使ってるハイハットとかが鳴らないというものです。
Project 2612 でも vgm ファイル自体は正しいんですが、音声は不具合ありプレーヤーで録ったのがあります。スーパーファンタジーゾーンとかでよくわかります。
誰か直して
とりあえず測ってみましたが、1.4倍くらいにはなってる感じ。
速度が安定してませんが、うちのご老体でもシーンによっては80%-90%は出てますね。
GitHubソースビルド
mame -bench 300 hotd2
Average speed: 55.01% (299 seconds)
GitHub+Haze兄パッチ
mame_naomi -bench 300 hotd2
Average speed: 78.46% (299 seconds)
Haze兄が実現を望んでるクレタクはちょっとスコアが良いですね。
目指せ100%?
GitHubソースビルド
mame -bench 300 crzytaxi
Average speed: 64.32% (299 seconds)
GitHub+Haze兄パッチ
mame_naomi -bench 300 crzytaxi
Average speed: 103.61% (299 seconds)
ここに書くのは適切かどうかわかりませんが、”なめんなよ”に関するオフィシャルページの
>津田覚氏のなめねこキャラを無断で使っているもの
という部分は正しくありません。
ソースは、当時の古いコインジャーナルかアミューズメント産業か忘れましたが
業界誌にダイサン商事がこのゲームの広告を出しており、許諾を得ているとの記述がありました。
TOMさん情報ありがとうございます。
Testersにあげておきます。
https://wayder.blog.fc2.com/blog-entry-3075.html
ここにパンフレットの画像が掲載されています。(元はどこにあったんだろう)
なめ猫関連グッズに版権元として記載されている「オフィスキャット」提供のポスターを
プレゼント中と、こちらでも無許諾ではないことが示唆されてました。
タイトルロゴがなめ猫公式の文字と同じだったり、写真も公式の猫だったり、
意外なくらいちゃんとしていてびっくりしてます
https://www.instagram.com/p/BdByQE5BU6a/
https://newsnachricht.net/wp-content/uploads/2019/04/DWoOP_7U0AAd_d8.jpg
fujixさん
コメントありがとうございます。
下記によると、コインジャーナルではなくアミューズメント産業 に広告が載っているようです。
(残念ながら国会図書館への所蔵なし)
https://mediaarts-db.bunka.go.jp/id/M731290
アミューズメント産業 No. 127
見開き?の広告で、”津田氏のキャラクターの世界観をにし・・・”といったような文が載っていた記憶があります。
発売当時、それを見たのではなく2018年か2019年にとある方がtwitterにその広告写真画像を載せていました。
残念ながらそのツイートは削除されているため、画像を見ることができません。