RBさんページに、u1で実装予定の大幅な変更点について触れられています:
MAME 0.136u1では、大幅な変更が行われる予定です:
- Windows版用に、MingGW32とMinGW64のツールチェーンベースの新しいGCC 4.4.xを使用(ベースラインとSDLMAME Windows版をターゲットに含む)。64-bit Windows版のビルドにVisual Studioは不要になります。また、64-bit Windows VistaとWindows 7ユーザはかなりのスピードアップが期待できます。
- MAMEの言語をCからC++に切り替え、C++の機能を使用。MAMEは長い間オブジェクト指向的な開発をしてきましたが、C言語では限界に達していました。C++では多くのコンセプトがより簡潔で直感的になります。
- SDLMAMEは通常のMAMEソースコードの一部になります。今後こちらで単体のSDLMAMEのリリースを行う予定はありません。ただし、SDLのコンポーネントは私とCouriersud氏で管理します。
この結果、SDLMAMEのマイナーな機能である"scale2x"グラフィックフィルタが使えなくなりました。この機能はサポートもいまいちで、完全に動作していたとも言えなかったので、いずれ廃止される予定でした。その一方でSDLMAMEは、64-bit Windowsと64-bit Mac OS X(Snow LeopardとIntel Mac、SDL 1.2.14が必要)の2つの新プラットフォームをサポートすることになります。