Charles氏WIPでSystem 16Bについて上がっています。
Sega System 16Bハードで一つ謎なことといえば、一部のゲームでタイルマップ名テーブルのフォーマットが異なることです。タイルマップチップ(315-5197)はすべてで等しいので、フォーマットを選択する入力のようなものがあるのではと考えられていました。
最近、忍の基板をダンクショットにコンバートしたのですが、このゲームでもフォーマットが違っていました。そこで、何か新しいことは見つからないかと思いもう一度基板を調べてみた結果、タイルマップチップの77番ピン("8K")がこの機能を制御することがわかりました。これを+5Vにつなぐと標準フォーマット、GNDにつなぐと別フォーマットが選択されます。
System 16Bについては8KのステートはROMボードで制御されていて、他のシステムは固定です。
- 171-3581 = J1で8KをGNDに接続、J2は8Kを+5Vに接続(どちらかをショート)
- 171-5521 = +5Vに接続(ヘビーウェイトチャンプ)
- 171-5704 = +5Vに接続(獣王記)
- 171-5797 = +5Vに接続(Eスワット)
- Out Run = +5Vに接続
- X-Board = +5Vに接続
また、8Kの機能は古いセラミックPGAパッケージの315-5197でも同じことを確認しました。