オフィシャル掲示板に、先日のアーロンF3情報の詳細が寄せられました:
まず最初に、F3サウンドをエミュレートするのはCPUパワーをメチャメチャ食うことになりそうだ。メインの16MHz68020に16MHzの68000を追加、おまけに32ボイスミキサーチップとプログラマブルDSPだ。数字的にみると、自作のF3サウンドCPU版ハックRAINEでは、PIII-866MHzのシステムでそれまで60fpsを難なくキープしていたのが40fpsあたりを上下するようになってしまった。しかもDSPは使っていない状態でだ。だから、あまり期待しすぎるのはイカンと思う。
それから、Retrogamesのニュースは早とちりだ。AaronはF3のサウンドはエミュレートしていない。彼は単にEnsoniq 5506チップ(Time Killersとかそれ系のStrata製ゲームで使われている)のコアを仕上げただけで、それを5505コンパチブルにしようしただけ(F3は5506の初期版である5505を使っている)。F3サウンドにとって、サウンドチップのエミュレート自体は一番やっかいな部分ではなくて、そのアーキテクチャの方が具合の悪くなるような超ひねくれモノであるということなのだ。
つまり、まだ誰もそれを動かしてはいないということ。落ち着け、ピョン吉 🙂