MAME 0.276出た

オフィシャルMAME 0.276がでました。PC-88VA エミュレーションは要チェック。

MAME 0.276 のリリースが3月の終わりに滑り込みで、エミュ的なアレも満載です。まずは、何ヶ月か前に追加された64ビットARMv8のリコンパイラのことを覚えてると思いますが、これがさらに高速化しています。このリリースではさらに、Konami GXアーケードゲームとPhilips CD-iソフトの表示系も修正されました。ダイナックス製の中華版や、IGSのギャンブルタイトルも追加されています。また、LinnDrumパーカッションシンセサイザーが、インタラクティブ操作とサウンド出力が追加され動作可能になりました。サウンドというと、一部アーケードゲームのオーディオエミュレーションの問題も修正されています。

PC-88VAのエミュレーションに進展があり、複数のグラフィックモードが修正されました。TI-99コンピュータファミリ用の周辺機器追加、セガ製3DアーケードゲームエミュレーションのCPU/DSP修正もされています。Psion製ハンドヘルド機で、メモリ構成がさらに拡張され、表示が改善しています。CHDの生成、フロッピーディスクイメージ処理、XMLシステム情報出力における問題も修正されました。Windowsユーザはデバッガウインドウをタスクバーとウインドウスイッチチャーにひょうじするオプションが利用できます。

いつものように、whatsnew.txtファイルで今月のエキサイティング開発内容に驚愕できます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリはダウンロードページから入手できます。

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