MAME 0.273出た

年の瀬ですが、オフィシャルMAME 0.273がでました。
みなさまも良いお年をお迎えください。

MAME 0.273 が年末に間に合ったようです。まずはじめに、MAME を Microsoft の IDE でビルドする場合、Visual Studio 2022 に切り替え、最新版の Visual C++ コンパイラにする必要があります。MAME をソースからビルドする方法は、関連ドキュメントのページに役立つ情報がまとめられています。

Sun Electronics 製「Kangaroo」とデータイーストの「EDF」のマイクロコントローラが吸い出され、エミュレートされています。これにより、Knagaroo の不完全なシミュレーションにより、ゲームプレイやサウンドに影響が出ていたのが修正されました。また、今月はアーケードゲームのサウンドの問題が多く修正されています。

「Apple II」コンピュータのリージョン違いで、US英語版とローカルモードの切替が可能になっており、表示文字セットやキーボードレイアウトに影響があります。今回のリリースでは、言語選択サポートが大幅改善し、ヨーロッパ版の「Apple IIe」「Apple IIc」派生版もサポートされています。その他、Appleのエミュレーションでは、030ベースの PowerBook シリーズが動作するようになりました。PowerBook 140、160、170、180とそれらのバリエーションを試してみてはどうでしょう。

このリリースには、Amiga のサウンドやビデオカード、CPU エミュレーション修正、Sound Blaster カードのDMA動作改善など、多くの更新が含まれています。エキサイティングな開発内容はwhatsnew.txt ファイルで確認できます。また、ダウンロードページからソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

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