定期リリース公式 MAME 0.254 がリリースされました。期待が高まる今回のトピックは以下の通り。
【更新】What’s New日本語訳はこちら。
ここ最近の記憶の中では一番期待度MAXなリリース、MAME 0.254です!そうです、ついに来ました。まず最初は、ナムコシステム10の大量エミュレートから。エミュレーション、暗号解読、フラッシュメモリチップの吸い出し方法確立など、世界の猛者によるリアルチームワークで実現ししています。ナムコの「ミスタードリラー2」「ミスタードリラーG」、そしてスピンオフの「スタートリゴン」をエンジョイできます。システム10には、ミッチェル社最後のアーケードタイトル「銃武者羅」と「このeたこ」、メトロ製のミニゲーム集「GAHAHA一発堂」が2本、2in1の麻雀牌パズルゲーム「撃牌砦 / 雀スペース」、その他の動作可能なナムコゲームは「ことばのパズル もじぴったん」「パニクルパネクル」「宇宙大作戦チョコベーダー コンタクティー」が収録されています。
動作不可に設定されているシステム10のタイトルでも、すでに多くはプレイ可能です。「太鼓の達人2、4、6」は動作はしますが、MAME の PlayStation エミュレーションのタイミング精度が確定していないことから、リズムゲーム系は今のところ不完全としています。光線銃ゲーム「ゴルゴ13 -銃声のレクイエム」はプレイ可能ですが、現時点ではサウンドとボイスが鳴っていません。次に、近い関係にある WIDEISM SP-02 プラットフォームのコインプッシャーが動作するようになっています。いろいろなアニメーションを起こすことができますが、ゲームプレイ自体はありません。
もちろん、アップデートされたのはナムコシステム10だけではありません。GEW7 CPUベースのヤマハキーボードが10台近く動作しています。これらのサウンド合成機能がセガのアーケードゲームに使われているMultiPCMチップと密接な関係があるのは、かなり興味がそそられます。他には、SNK初期の「マイコンキット」シリーズのゲームが1本吸い出されてエミュレートされました。ブラザー製ワープロ2台、Liberty Electronics製のシリアルターミナル2台がさらに動作しています。
ケイブCV1000のゲームで、ブリッタパフォーマンスがよりリアルに改良されています。これは、アーケード体験を再現するための微調整が不要になったことを意味しています。さらには、ナムコのシステム23で使用されているR4650 CPUのメモリ管理ユニットをエミュレートすることで、「タイムクライシス2」のクラッシュが解決、SGIワークステーションエミュレーションの修正でIRIXが再び動作可能、PCエンジンとバーチャルボーイゲームに影響するいくつかのバグ修正、コナミのクラシックなアーケードゲームにおける特定のサウンドエフェクトの問題修正などがされています。
こちらのコーナーはこれくらいにしておいて、今月のリリースに含まれる完全な変更内容は whatsnew.txt を参照してください。.ソースコードとWindows用 64 ビットパッケージはダウンロードページからゲットできます。
Mameinfo にありましたが、 mess.flt が削除されてしまい [MESSドライバを隠す] が使用できなくなりましたね。
Removed arcade.flt and mess.flt altogether [Vas Crabb].
そこで提案なのですが、 [MESSドライバを隠す] を [指定したドライバを隠す] ように変更してはどうでしょうか。
選択中のゲームのドライバを、隠すリストに追加で出来るようにして頂けるとありがたいです。
なるほど、右クリックで「このドライバを隠す」を選ぶと隠すドライバリストに追加できると。
そしてこの非表示リストを複数セット登録できるようにすることで、いま決め打ちしている「ギャンブルゲームを隠す」機能をデフォルト非表示リストの一つにできる。。。
むむ、これは普通の MAMEUI が持っているフィルタ機能をユーザが編集できるもののような気がしてきました。
現状 Retrofire.exe と同じフォルダにmess.fltファイルを作り、隠したいドライバ名を登録しておけば
[MESSドライバを隠す]が有効になりリストを隠せたので、一つ一つ手作業で登録してました。
それで、mess.flt に登録するのに「選択中のゲームのドライバ」を右クリックで登録できれば楽になるので
その機能を追加できないかと思ったのです。
あと、Mame 0.252 の中にある mess.flt がおそらく最後のmessドライバファイル一覧なので、MESSドライバを隠すには、これをもとにすると楽です。