0.225 がリリースされています。今回も公式ページのやつを訳しておきます。
【10/4追加】What's New 日本語版できました。これを読むと今回の変更がよく分かります。サウンドシステムは Aaron たんにより魔改造されていて、音割れしていたグラディウスも直ってます。他にはタイトーF3のES5503に手が入って、エレベーターアクションリターンズでギョエーとかオアァーとか変な声が入ってたのが修正されました。アートワークシステム自体もずーっと更新されてますが、すぐにはわからないかも。netlist も一気にシステムとして完成度が上がってます。
中秋の名月の秋、梅の花が風に吹かれる春、どちらであっても今日は MAME 0.225 がリリースされる特別な時なのだ!みんなお待ちかねのビッグアップデートだよ。まずは MAME のサウンド出力システムがオーバーホールされたのだ。サンプルレートの変換やミキシングが改良されて、すべての音が前よりもスイートにになっている。しかも、Votrax SC-01 の音声シンセサイザの調整や、Apple II Mockingboard カードには SC-01 ボイスも追加されたよ。Apple II の拡張カードの話をしていたら、Rhett Aultman さんが VICE の CS8900A Crystal LAN Ethernet コントローラを移植して、MAME で、a2RetroSystems Uthernet カードをエミュレートできるようにしたみたいだ。
その他の全体的な拡張では、アートワーク機能の追加(これはすぐに外部アートワークにも出てくるだろう)、不完全なエミュレート機能の警告が繰り返されるのを減らすオプション追加、開発がシンプルになるような内部の改良などがあるんだ。新しくエミュレートされたシステムとしては、Erwin Jansen さんによる Philips P2000T のカセットドライブ、Acorn BBC Micro Hybrid Music 4000 Keyboard、ワンダースワンの内部 ROM 起動、NS32000 CPU のサポートなどがあるよ。
新しくエミュレートされたシステムでは、アーケードタイトルを元にした MSI 製ゲーム、Senario Double Dance Mania のタイトル 2 本、Sun Mixing 製の微妙なスーパーバブルボブル、バトルガレッガのロケーションテスト版、ジョジョの奇妙な冒険のバージョン違い数本、スト2ダッシュ海賊版が 3 本などが追加されている。今月のすぐに改善具合がわかる修正は、r09 さんによる FMタウンズの 15 ビットグラフィックモード、cam900 さんによる、データイースト MLC と Seta 2 のズームスプライトのギャップ、リファクタリングで無くなっていたギャラガの LED 出力、画面を回転してもクリック可能なアートワークが壊れないなどがあるぞ。
今回、ここでふれている内容はハイライトのいち部分で、全部の変更は whatsnew.txt を見てほしい。ダウンロードページからはソースコードと 64 ビットのウィンドウズ用バイナリをゲットできるぞ。
Aaron兄の大活躍が続いてますね。
まだ続いてる方の魔改造では、長いこと放置だった
fm.cppの解体も進んでるので、ほんとに大改造になりそう。
コロナ禍でも止まらないMAMEの開発陣には脱帽ですね。
WhatsNew-Jもありがとうござます。m(_ _)m
お疲れさまです。
Aaron兄、一気にきてますね。コミットもすごい量です。
What's Newが以前の数倍のボリュームなので、そのうちギブアップするかもしれないです。
でも面白いことはあそこに書いてあるんですよね。悩ましい